2022/11/12 (土)
昨日は窯の下に火は残したまま出口にトタンを立てた状態で終えた 火はすっかり消え、残るは灰ばかりの窯に火をつけるとこから塩焚き再開 鍋の蓋を取ると塩水の温度はすっかり下がり、表面に白っぽい物が浮いている
後で考えればこれが既に始まっていた塩の結晶”潮花”だった ところがこれを最初の析出物『硫酸カルシウム』と判断した 硫酸カルシウムは石膏分の析出物なのでこれをフィルターで除去するらしい
塩作りのモデルにしている公民館の塩作りはこれを除去するのがメインの作業 そのためこれを掬いとる細かな金網をつかっている
煮汁の温度も下がっていたのでこれをキッチンペーパーで濾した ここで鍋を30ℓ入るステンレス製の洗い桶に替えた 窯も隣に移動し、掬い取りがし易いように配置した ここから窯に火を入れ二日目の塩焚き再開 ここまでは勘違いはあるものの正しい作業だった
しかしここから大きな間違いの作業となった 鍋の温度が上がるにつれ表面に白っぽい物が出てくる これの掬い取り作業が夕方まで続いた 途中から応援者も手伝いに入つたが掬いとるばかり
夕方、窯の火を落とし鍋の温度が下がると底に塩が沈んでいた 液はかなり有ったが多分もっと塩に替わるのでろう
無駄の多い一日だったが為になった方が多い
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