2022/11/11 (金)
7時前に釜屋に着き、ポリタンクの海水を鍋に移した 大鍋にはポリ4ヶ、2つの寸胴鍋には併せてポリ3ヶ 入りきらないポリ3ヶ分は鍋のレベルが下がれば注ぎ足す
鹿島灘からポンプアップされた海水はハマグリの稚貝養殖に使われるもの 一応フィルターは通っているが念のためキッチンペーパーで濾した 1回目と同じく砂は出てこないが今回は濁りも少ないようだった
大谷石を積み上げた自作の石窯に7時半頃着火 30分位で火が大きくなったので薪をドンドン追加 煙は出たが風は山に向かっているので気にならない
寸胴鍋2つを並べて焚く窯は窯口は狭いが能力は十分 1時間足らずで鍋から蒸気が出だすが後はドンドン燃やすだけ 薪ヤードの廃材処理も有るので燃え具合を確かめながらの塩焚き
昼前に助っ人を頼んでいた後輩がゴミ掬い金網を届けてくれた 今日はゴルフの予定だったが体調が悪いので止めたらしい 助っ人はもうひとりを加え、2日目の午後で依頼していた 彼らは昔の同僚で地域では20年以上塩作りをしてきたベテラン
海水を煮詰めて10分の1くらいになると石膏分が析出す 手順ではこの時点で一旦濾して以降は火を弱めて焚きながら塩の析出を待つ この最後のところで助っ人のアドバイスを貰いたいと依頼していた
今回届けてくれた金網は網目が細かい特殊な物 HCに有るラーメンの汁を濾す物よりはるかに細かい 煮詰め中の海水をこの金網で掬いゴミや析出物を掬う これを念入りに行えば塩焚き終盤の石膏分の濾し出しは要らない これの見極め方法を助っ人に教えて貰うつもりにしている
昼過ぎに残りのポリの海水を加え、夕方4時頃には大鍋一つにまとめた この時点で80%位の煮詰まりだが今日はここで打ち切った 暗くなったのでゴミなどは見えなくもなった
|