2004/10/21 (木)
暗くなって帰宅。しかし,どうにも畑が気になるので懐中電池で照らしながら観察。ぬかるみに足を取られそうになるものの池になっているところはない。 植え替えたばかりの葱が四方に倒れているくらいで,これといった被害はなし。 つーか,被害が出るほど植え付けていない。 はつか大根,双葉でる。 後から植え付けの白菜(黄ごころ85)は,虫にかじられず残っている。うれしー。 ちっちゃなワケギは磯野波平さんの髪のように見える葉っぱをピンと立てている。 次の休みには落花生と生姜を収穫しよう。
朝,仕事場近くの道路は,いたるところに畳が干してあったり,土嚢が詰まれてあったり,家具や機械が出されていたり・・・。うーむ,これはすごい。信じられない光景。 実は昨日,仕事先から自宅に避難したのが2時40分。 3時に避難した人は,数分遅れで脱出不可能になるところだったと言う。 道路,畑,用水路,・・・どこに何があるのか見当がつかないほど辺り一帯は水,水,水。 讃岐は自然災害の少ない県として知られるが,今年のように立て続けに被害に見舞われると,危機管理マニュアルが1回ごとに進化していくのを実感する。 しかし,どれほど備えていても,それでは不足だということを痛感。自然を前に,人間は無力なのだと思う。 多くの方が亡くなられた。冥福を祈る。 そのなかでバス,トラックの屋根に上って救出を待たれた方もいらした。真っ暗ななかで,次第に上昇してくる水位の恐怖と戦い,生きた心地もされなかったことだろう。
|