2004/10/20 (水)
台風23号で朝から暴風雨警報が発令されてた。よって息子は自宅待機,午前10時に警報解除にならなかったので学校の取り決めにより,そのまま休校。 私はもちろん仕事。昼食は息子の監督がてらマンションに戻る。たま〜のことだから,お昼ごはん,外食してもいいかな?なんて考えながら強雨をモノともせず,しかしマンションの外階段でびしょ濡れになって帰宅。 と!!そこには見慣れたボウズとともに,ちょいくたびれた爺やがソファにくるまれるようにして座っていた。聞けば,爺やの仕事先の施設も休園になったので,バカ孫のため「青少年健全育成」監督に来たのだとか・・・。ご苦労様でごじゃりまする〜。ご面倒おかけいたします。 包丁を振り回し10分間で3人分の昼食を整える。こーゆー時,脳みそよりも手の方が反応が速い。何でもいいから,とにかく食べられるものをマジックのようにひねり出せばいいのだ。朝ごはんのようなものでも,とりあえず空腹をしのげればいいのだから。 豆腐,油揚げ,ねぎ,わかめの味噌汁。コンニャクのピリ辛炒り。ベーコンエッグ。ツナと大根のサラダ。 またたくうちに出来上がり。5分間で食べ終え仕事に戻る。・・・われながらタフ。・・・のひとこと。 仕事から戻れば爺やがいない。実家に帰宅している気配もないし,勤務先にもいない。携帯通じない。 「じいちゃん,テレビ見てたけど,突然出てった。」らしい。 折からテレビではこの台風のために亡くなられた方のニュースが次々流れてくる。 心配しながら待つこと2時間。テレビのテロップで親戚の住むところに避難勧告が出たことを知り,家に帰って合羽,長靴に着替えて手伝いに行ったという。 幸い,親戚の家は被害なかった。そのまま戻ろうとしたら,あらゆるところが通行止め,迂回になっていて,指示される方へ車を走らせたそうな。結局,仕事先近くに出てしまい,ついでに施設近辺の安全確認に乗り出したそう。・・・ようやるぅ,73歳だよ。 浸水激しく,車が前進できなくなって,バックのまま細道を数百メートル後退させたんだって。 とにかく晩御飯を一緒に食べてくつろいでいたら,近くの病院で薬剤師をしている妹,夜ごはんを食べに我が家に現れる。親子3人水入らずは3ヶ月ぶり。 畑が気になる。けど,運が良けりゃ,そのうち収穫もできるだろうと安穏に構える。←台風慣れ。
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