2004/10/13 (水)
爺や,月見の宴に出かけるため夕食不要。月を愛でながら詩吟をうなる会。 真っ暗ななかを帰宅。手探りで菜園の葱を6本契り,汁に添える。味噌汁の具はサトイモと油揚げと舞茸。「じいちゃん,いないんだから,ぼく好みの食事にしてよ」というバカ息子の言いなりになって焼肉,ソーセージボイル。納豆とたこの刺身の食卓。何よりもスピーディーさが要求される。手の込んだものなんて作ってる場合ではない。息子は今にも餓死しそうだというのだから。
昨日,夕食時にバカ孫相手に爺は英語の特訓をし,バカ孫,うんざり。息子の頭をポカリと叩くまねをして「じいちゃんの教えはありがたいと思え」と諭す。 20数年前,私はバカ息子のポジションで爺やの教えを聞いていた。(爺や,もと中学校英語教師。)だから,しばらくぶりに聞く「授業」が懐かしく,ついつい息子より先に答えてしまう。「バカ!お前のために教えとるんじゃないぞ」と爺やのお叱り。 帰宅の車中「これから毎晩,英語,でるぞー。食事では。」息子,ポツリ。 考えることはアタシだって同じだよー。食欲減退しちまうじゃないかぁ?
恐れていた爺やがいなかったので,今日もアホな話題とともに快調に食事進行。きのう,食欲がなかった分まで取り戻して満腹状態の息子と私。 しかし,息子よ。よーく考えろ。日本人73年間やってきた爺が英語振り回しているワケを。 遊びすぎなのだ,お前が。とほ。
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