| 2009/04/26 (日) 
 4月の家庭菜園・農作業をふりかえり感じたことなどまとめてみた。 
 1)当地の気象
 日平均気温の月平均値(℃) 長野
 
 | 年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年の値 |  | 2007 | 1.1 | 2.8 | 4.4 | 9.4 | 16.0 | 20.6 | 22.5 | 26.0 | 23.2 | 14.2 | 7.2 | 2.9 | 12.5 |  | 2008 | -0.7 | -1.3 | 5.0 | 11.0 | 16.2 | 19.6 | 25.0 | 24.6 | 20.7 | 14.9 | 7.4 | 3.8 | 12.2 |  | 2009 | 0.9 | 2.2 | 4.5 | 11.2) |  |  |  |  |  |  |  |  |  | 
 表は気象庁ホームページから転記[04/26データ]
 
 (1)表から有効温度(暖かさの指数)はだいたい3月まで0℃、4月から8月へと5℃/月の割合で上昇する。
 (2)表のほかに4月は月最高温度値(℃):25.3]℃(夏日)、月最低温度値(℃):-1.8]℃(遅霜)と寒暖の差⇒大。
 (3)以上のデータは経験として記憶、今後に活用。
 2)育苗と温度管理
 (1)有効温度0℃の3月までの育苗は電熱などの人工保温、3月下旬から4月はトンネルハウス、ドーム
 の施設による保温での育苗であるが保温施設を過信して霜害を起こした(4/8日記)。4月は気象情報には
 特に注意が必要である。播種時期を暖かさが確実になるまで遅らせる事も失敗を少なくするので要検討。
 (2)実際に温度測定や周辺の植物を観察、データ蓄積(経験)する事が温度管理(育苗)には最も有効である。
 (3)育苗は作物を最適に生育させ収穫できる時期にマッチングさせるために行う(定植)のだが、家庭菜園の
 様な多品種少量生産では低コストで簡単な保温施設を4月の気象条件とうまく組み合わせて行っている。
 それぞれ品種の特性を良く知ってムリのない栽培日程を決めるのが良い。特性は経験によって実感するか
 周囲の経験者の栽培をみているとわかってくる。
 3)定植の時期について
 苗の育苗期間や定植ができる苗の時期は各品種毎に本葉展開枚数をめやすにしている。しかし育苗期間を
 過ぎてもそこまで成長しない場合または成長の見通しがない場合がある、育苗積算温度不足や、ポットの
 環境が合わないのが原因と思われるが、その場合、早めに圃場に定植させる。環境を変える事により元気
 な苗になってくる場合がある(4/24日記)。
 4)ハーブなど花の栽培
 
 (2)上記の発芽メモから、利用時期などに制約がなければ露地(花壇)への直播(ばらまき)をするのが省力化| (1)3月蒔きは育苗箱(20℃)ポット蒔き、4月蒔きは露地(期間の日平均気温15℃位)直播での栽培である。 発芽有効積算温度は品種により3月育苗箱で80℃・日〜150℃・日、4月露地で50℃・日〜100℃・日で、
 発芽率はポット≒直播、発芽後の生長は育苗箱が早い。  [*発芽メモ:条件が異なるので記録ノミ]
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 できて良い思う。ポット蒔きでは定植(移植)する時に苗を傷めないようになど、活着するまでが大変である。
 (3)露地(花壇)への直播では雑草も同時に発芽してくるのと、発芽にバラつきがあるので除草・管理に注意!
 (4)今回代表的パーブが揃ったので今後育て方から楽しみ方へと勉強、野菜のように暮らしに定着できたら
 と思っている。なおローズマリーもいいとおもうので通販に追加発注したい。
 
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 写真
 かたくりの八王子山にて、我が家の集落を撮る
 
 
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