| 2011/12/31 (土) 
 山寺や雪の底なる鐘の音    一茶 とるとしや火鉢なでても遊ばるる
 行年や寝てもござらぬ福の神
 
 ★気象データ(リンク)
 
 
 ☆blog
 
 「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて
 久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。方丈記」
 来年は「希望」の年にしたい。たとえ「うたかた」のごとく消えてしまっても、何度でも水に浮かびでる
 「うたかた」のように、新しく「希望」が生まれでる。「川」は人生、「うたかた」は「希望」のようなもの。
 活きている証だ。
 
 昔からお天気はあいさつ代わりにもなっているが、家庭菜園をやるようになって、気象情報を利用させて頂く
 ことが多くなった。生活や農業における重要な要素となっている。 「気象データを”節電”に活用」して効果も
 あったので、今回 blogにした。
 
 水道凍結防止ヒーターの節電
 | 設置水道凍結防止ヒーターは18箇所あり、消費電力は合計600Wである。一般にバイメタル動作温度は5℃で ON,13℃でOFFとなっているので冬期間(11〜3月)は通電状態で、その電気料金(@24.9)は54,501円になる。
 方法は、市販の節電器を検討したが全部のコンセントに取り付けると相当な高額になるので、当面は手動で
 行った。気象協会の天気予報、凍結指数を参考にコンセントでON-OFFを行う、単純・簡単なやりかたである。
 過去のデータから凍結が予想されるのは冬期間の30%位で70%は節電可能で、54,501×70%≒38,150円の節減
 である。 寒気や真冬日が多く凍結しやすい1月,2月は凍結制御コンピュータ内臓の節電器と違い判断を間違う
 危険があるので注意! 1月,2月に節電を行わない場合には冬期間で約16,633円(/23,090円)の節減となる。
 
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 ☆ さまざまな思いを浮かべて2011が流れ往こうとしている。limelight2011も最後のページである。
 よくも頑張ったと思う。家庭菜園はやっと軌道に乗ってきたが、時代とともに常に変化していることを実感する。
 しかし昔の父母が残した”懐かしさ”は変わらない。そしてこの”懐かしさ”をつぎの世代に、未来に、繋ぐことが
 出来るだろうかということが、これからの課題である。
 
 大晦日から正月へ歳時の準備も整えて、御歳神と御仏壇に来春誕生予定の二番目の孫のことや 皆が良い年
 を迎えられるようにとお祈りした。来年は三歳になる孫が一緒に一生懸命手を合わせていた。クリスマス寒波が
 長引いて大掃除は来年に繰り越したものもあるが、正月はゆっくりしたい。
 例年のように読書でもしようと、新書サイエンス・アイ下地恒毅著「痛みをやわらげる科学」をとりよせてある。
 
 <今日の俳句>歳の波静かに過ぎし除夜の鐘
 
 
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