2011/10/13 (木)
鳴田螺鍋のなかともしらざるや 一茶
★[農作業日誌]
果樹 1)シナノゴールド・ふじの収穫について(写真) (1)だんだん縮小していく、りんご栽培である。 コストも低減しなければと、今年から病害虫防除 をボルドー液体系にした。そのため果実に石灰分が残ったが、洗い落とせば問題はなく無害。 (2)ボルドー液は多くの病害には効果があったが、ハダニを大量発生させてしまった。 (3)ハダニ殺虫剤はボルドー液と混用不可で適期散布しなかったのが原因。今後はボルドー液の 連続使用は避け、効果的(タイミング)にダニ殺虫剤を中間散布する必要がある。 (4)8/27の対策防除実施で葉の成長や果実の肥大は回復してきたが、着色悪く、影響が出ている。 (5)収穫についてだが、今年は生育上の異常の回復を出来るだけ待って、ゆっくり、収穫したい。 (6)りんご栽培はだんだん縮小しており家庭菜園として続けるには品質維持など問題多く負担大。 やさい畑 1)キャベツ苗を定植する (1)霜がくる(11月)前に活着させたいので、小さな苗だが(写真)大きいものから順次定植する。 (2)全て植えつける→不揃いな苗は収穫期がズレて好都合。ポットには二本ずつ苗が生育中だが そのまま土が崩れないよう注意して植え付ける。一本は生育予備用であるが、無事冬を越え 春を迎えたら、活力が出たころ別の場所に移植してやる(長期収穫ができる効果あり)。 (3)今回の定植苗の播種日は9/17。作型確認して管理→過去日記参照:越冬野菜の種蒔き(1) (4)植え付け場所は夏蒔きで収穫終了期であるニンジン(7/3播種)、ほうれん草(8/2播種)の 空いた所から順次植え付け。施肥は苦土石灰、堆肥、で深耕する。成長状況により追肥対応。 2)玉ネギほか野菜畑の病害虫防除 (1)玉ネギ: 育苗中の予防的散布(灰色かび病、灰色腐敗病・ネギアザミウマなど) (2)だいこん、ニンジンなど当面収穫しない野菜全般: アブラムシ類の発生がみられ、だいこん については害虫が繁殖させたとおもわれるモザイク病が多発、遅い対応だが散布を実施する。 (3)使用薬剤: ベンレート2000倍、DDVP乳剤(75%)1500倍・在庫農薬使用
<今日の俳句>夏の日の蛙は野辺に秋の旅
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