越冬野菜の種蒔き(3)・読書の秋
2011/10/03 (月)

hare.gif 人去て行灯きえて桐一葉 一茶
秋風やあれも昔の美少年

★[農作業日誌]

 やさい畑
 越冬野菜の種蒔き・作付けで、忘れていたのがあった。いずれも少しあれば良い食材なので、空いている
 畑の片隅で来年も栽培を続けることにした。

 1)れたす(マザー・レッド):limelight2009から毎年、自然にこぼれた種で発芽した苗を露地移植している。
 2)パセリ:なかなか発芽しないので雑草に負けてしまう。ベタシート掛け(適温)で確実に発芽させる。
 3)しゅんぎく:冬の来る前にしっかりとした根、茎に育成する。パセリと同様ミニフレーム保温で越冬する。

☆blog

 「青春ピカソ」は岡本太郎生誕100年記念での話題作で好評、ということで、新潮文庫本で読んでみた。
 昭和28年に単行本として刊行されているので、私の小学生の頃に岡本太郎が著した作品である。ピカソ
 の絵画は中学、高校の教科書では鑑賞、創作における教材にもなったり解説も多いが、この本はピカソ
 の解説本というより岡本太郎のピカソに挑み、超えたいという自身の熱い思いをまとめた芸術論である。

 芸術論はともあれこの本で岡本太郎についての理解も深まった。 多くの作品の中にどこか縄文時代を
 思わせる懐かしさを感じたことや、放送メディアから感じていた岡本太郎の印象などが、著者のピカソ観
 やフランス留学中パリ大学で哲学・社会学・民族学を専攻したということなどを知って、なるほどと思った。

 キュービズム時代のピカソの絵画はキューブのように空間を大胆に曲げて描いている。あどけない子供
 の絵を連想させ、心に何かを感じさせる。強烈な個性やエネルギーがあふれていてデザイン性や装飾性
 もあって、現代的で、部屋にあったら楽しくなりそうな絵も多い(多作)。 1973/04/08パブロ・ピカソ死去

  <今日の俳句>ゆく秋のピカソ読む日のファイト哉

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limelight2011家庭菜園作業メモ
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