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| [9月] | 
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| 1.9月の作業 | 
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| 1)収穫:気象によって前後するが例年10日頃から開始。梱包資材など確認しておく。 | 
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| 2)生育状態を確認して鳥害、病虫害、夏期高温障害などに対処。 | 
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| 2.果実の日焼け | 
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| 葉が急激な高温乾燥状態に置かれると果粒から水分を奪い一部細胞が死んで黒色化。 | 
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| 3.ベレーゾン | 
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| 着色の始まる少し前頃から果粒の弾力性が増してくる。この現象を「水がまわる」 | 
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| と表現するが、これを「ベレーゾン」と言う。 | 
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| この状態の果実に糖分が供給されて、ある濃度に達し、光線が適当に当たると、 | 
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| 品種固有の美しい着色が始まり、香りのある品種は独特の芳香を放つようになる。 | 
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| そして、糖度も増し17〜18度くらいに達すると、収穫を始める。 | 
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| ブドウの食味は糖度(主に天候に左右)のほか、糖類、酸類、アミノ酸などの微妙な | 
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| バランスから決まる(土壌、施肥など栽培環境)。 | 
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| なお、収穫適期の果房は早めに収穫して木の負担を軽くしてやる。 | 
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