2011/04/08 (金)
梅咲て一際人の古びけり 一茶
★[農作業日誌]
自然は厳しく、恐ろしいときもあるけれど、春は変わらずにやってきました。このところの暖かさで畑では 梅もアンズも咲いています。 幾年も繰り返される実をつけるための新しき一歩です。 (写真) やさい畑 (1)今日は雨予報。昨日から玉ネギの草かき(浅耕による除草)をしているが雨は除草効果を低下 させるので中断をして、ネギ苗の植え付けをした。 (写真) (2)ネギ苗は昨年の秋に種まきして越冬したもので25cmに成長した約300本。品種:石倉一本太葱 (3)植え溝深さ20cm、植え付け時は白根の部分(葉鞘部)は埋めないよう覆土して、湿りと陽射しで 活着させる。その後元肥を与え最初の土寄せをする。 (4)主な管理は除草と追肥を兼ねた土寄せである。土寄せの土に肥料を施し、土と混ぜながら行う。 9月下旬〜10月が最も盛んに育つ時期で追肥は生長初期に有効に与え終了させる。成長の後半は 緑葉の付け根付近まで土がかかるように土寄せを本格的に行い、葉鞘部への日当たりを防ぎ軟白 させる(早期の土の寄せすぎは生長を弱める)。最終回の土寄せは軟白化に要する期間(30〜40日) を考慮して収穫より30〜40日前に緑葉が少し埋まる程度に隙間なく完全に行い終了させる。 (5)施肥基準:種袋記載事項など参考に土壌や生育状態に応じ適切に行う。
<今日の俳句>青空や老いしアンズも咲きにけり 寒去りて今こそと咲くアンズ哉
-
|