| 2003/10/02 (木) 
 最近、睡眠不足気味の私。あまりに眠いので、10時頃玄関横の静かな客室にクッションと毛布もって 仕事の電話が聞こえないようにして、スヤスヤ至福の惰眠をむさぼっていたら
 玄関からガチャガチャ、乱暴にドアを開けようとする音が。
 
 ???
 
 うちは、何というか構造的に、ホールから先は住民しか開けられないし
 その特殊な鍵を忘れると住民でも入れないくらい厳しい。
 なので、玄関ノブが突然動くのはエマージェンシー、不審に気が付き次第警備員さんを呼ぶ事になっている。
 
 ガシャガシャは5分ほど続いて、うーん警備呼び出しボタンを押さなきゃ〜
 と、思えど全身が動かない、これが噂の金縛りかぁああ〜。
 
 なぜか別に怖くは無かった。カギはピッキング対応してるしチェーンしてたし。
 ドアすり抜けてきたら怖いかも知れないけど、それよりなにより眠い。(おい)
 
 で、その後また寝ちゃったみたいで(しかも昼過ぎまで)次に目が覚めたらまたガシャガシャ。
 
 今度はガシャッと鍵も開いたし、チェーンで開かない事がわかると、次はインターホンが鳴る。
 ガバッと跳ね起きて一体誰だ、この真っ昼間にカギ開け窃盗団か幽霊か。緊張は頂点に。
 
 「あけてー」と、あれ?旦那の声じゃないか?今日は忙しいって言ってなかった?
 「なんで?どうしたの?」と寝ぼけ目をしばたきながら開けたら、はれ?コマメまで居る?
 今日は写真クラブで山に行くから遅くなるんじゃなかった?
 
 「寝てたんかい」と苦笑する旦那に事情を聴くと
 学校から電話で「コマメちゃん熱が40度ありますので保健室まで迎えに来てください」と
 旦那の仕事場にかかってきたそうな。
 
 私はと言うと、自宅にも仕事場にも居ない、畑かと携帯を鳴らしても出ない。
 なので旦那は会議抜けてタクシー飛ばして学校に行ってコマメとタクシーで帰宅したらしい。
 ひぇータクシー代が勿体ない、違う、たーいへんじゃないですかぁああ。
 
 旦那はトンボ帰りで会議に戻り、私はキツネにつままれたようにぼよよーん。
 
 と言うわけで、コマメぐったり。「朝は平気だったけどどんどん気持ちが悪くなってきて・・
 一人で帰れますって先生に言ったんだけどー・・」と恐縮しまくる。
 
 うーん・・昼寝の時も携帯は枕元に、だな。ーー;
 
 しかし、何だったんだろうなぁ?ガシャガシャ。早く家に帰りたかったコマメの生き霊だったのか?
 夢か? いやいや、用心に越したことはないけど。
 
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