穏やかな冬晴れが続きます。

呑気に今頃のご挨拶、お許し下さいませ。
本当に、いつもと変わらぬのんびりしたお正月でした。
元旦にお墓参りと初詣に出かけた後は、家籠りでした。

ところで、今、カオサンが作業着に着替えています。
「いずこへ？」尋ねると、
「山団地へ。食糧生産に行ってくる」
初仕事でございます。
「お昼は豪華弁当を買ったらどうです？」
せっかくの初仕事に景気付けに言ったら、
「これでええねん」と、昨夜の夕食の残りの巻き寿司をバックに入れました。
「おやつに干し柿を２個持っていく」と、言ったので、
クリが「みかんもありますよ」と言うと・・・
「いんや、買ったもんではなくて、家で作ったもんを持って行く〜」
カオサンのこだわりでゴザイマス。


そのカオサンが神様に出会ったエピソードをひとつ。

大学受験の時、
この大学しかないと背水の陣で臨んだ受験当日、
バリバリの緊張で必死に試験問題に取り組み、数学の解答用紙を提出した。
次の試験用紙が配られたその時、
試験官が近づいてきて、囁いた。
「君、受験番号と名前を書かなかったじゃないか・・・」
頭の中は真っ白に、冷や汗どっと。
そして試験官はそっと言った。
「名前はボクが書いておいたから」
・・・・・・
かくして、カオサンは合格した。