新潟からの生の声
2004/10/30 (土)

新潟からの生の声をお届けします。

新潟にいるかたからの生の声です。この現実をみなさんに知っていただきたいとのことです。また、企業への働きかけは すでに始まっているだろうとのことです。

★もし、ご賛同くださる方がいらっしゃいましたら、周りの方にお声がけをいただいたり、物資をお送りいただいたり、マスコミへ働きかけをしていただいたり、ご自分のページでもご案内いただくなど、お願い出来ればと思います。助けて下さい!皆さま、新潟の被災地に手伝いにいっている方から、友人に伝えて来た呼びかけです。 転送しますので、ご一読の上、ご協力できる方は、よろしくお願いいたします。

10/26 15:00の電話、
小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っています。現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。 そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。小千谷市役所の正面に車を止めて、そのために、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしかできず、ボランティアの人たちがせっせと現場に物資を運んでいますが、報道陣は、それを手伝う気配すらありません。心労と肉体的疲労が積もっている被災者のかたがたに、当然のようにマイクを向け、 24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。

現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。 「赤ちゃん用おの紙おむつ」は足りています。あとは、トイレが使えなかったり、下着を替えられなかったりするので 「パンティライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで手に入りません。 P&G、花王、ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、現状を伝えてください。

夜の寒さが厳しいです。 お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので、「貼るカイロ」が必要です。

マスコミの仕事は、こういった情報を伝えることだと思うのですが?

今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、「毛布の配給ができないので、小泉さんが返るまで待つように」という連絡が入りました。何のための視察なんでしょう??

午前中にも、数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内したところ、「わたしに仮設トイレを案内するつもりかね?」と、言われたそうです。いったいこの国は、どうなっているんでしょう…

現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要としています。これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送ったり、電話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を、伝えてください。 あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。皆さんの声が企業を、行政を動かします。

マスコミはたよりになりません。 マスコミへは、支援活動の妨げとなり、被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての、抗議の声をあげてください。

あまりにひどい状況です。 小千谷市にも、続々と個人の方からの救援物資が届いています。ありがとうございます。 しかし、それを種類別に分けて、配布する人出がありませんので、以下の点に注意して送っていただけると大変助かります。段ボールには、外側に「毛布」「洋服」「下着」など、中身を大きく書いてもらえると助かります。くつした1足、下着1枚でもうれしいのですが、できれば、ご近所の方と声かけあって、ある程度まとまった数があると、とても助かります。

送り先の住所はこちらです。

〒947-8501 新潟県小千谷市城内2-7-5 小千谷市役所

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


以上です。(日数がたってます。良い方に改善されてましたらご了承くださいね。)ただ、これは現場の声です。マスコミの作られた声ではありません。 読んでくださってありがとうございます。 ★

何もできないので 私は ここにこうして 皆さんに発信するおてつだいをすることにしました。1人じゃなにもできないけど 地域や学校などの単位なら 何かでるかもしれませんね。地震や台風などの被災地の一日も早い復旧をお祈りしています。最後まで 見てくださってありがとうございます。


 
kumasanの畑
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]