最新秘密兵器「サンシャイン・コンポスト」
2014/06/01 (日)

牛糞堆肥とピートモスを低温発酵させて「サンポストもどき」を9年前と6年前に2度作成して菊栽培に使ったのだが・・・・・当時は栽培技術がある程度に達していて1年おきくらいに全国大会でお立ち台に上がるのは当然と思っていたので資材の良し悪しよりも栽培技術の向上にだけに目が向いていた・・・・

しかし、多くの日比谷や全国大会等に出品している菊仲間の用土を見て、あまりにもお粗末な用土を使って菊栽培をしているのでショックを受けて、世界最高の粘土であるベントナイトを使って人工田土「根茂土」作りに力を入れてそれを事あるごとに多くの菊仲間に差し上げて来た・・・・

多分全国の70〜80人ほどの菊仲間には「根茂土」を差し上げた・・・・

しかし、昨年から土麹「根茂土」を販売して戴くことが出来て、その先を色々と考えていたのだが・・・・

菊栽培に使う用土で最も大切なのは、「根張りの良い土」「水持ちの良い土」「根詰りの起こしにくい土」・・・・

それで6年ぶりに「サンポストもどき」を作ろうと思い立った・・・・

それで、先々月ピートモスと牛糞を大量に買い込み畑に運んだ・・・運ばれて来た牛糞堆肥はとても良く出来ていたので試しにその牛糞堆肥とピートモスを混ぜて7ミリ目の篩を通して実生苗の仮植えの用土として一部の苗に使ってみた・・・・結果は思った以上の良い結果が出たので・・・・

今日から何日か掛けて幾通りかの「サンシャイン・コンポスト」の試作品を作る事にした・・・・


4月30日の夕方の写真

畑にピ−トモス40袋と牛糞堆肥8トン・・・・

5月にこれを混ぜた物を篩って挿し芽箱に3分の2ほどを入れてその上に種まき用のスーパーミックスを使い実生苗の植え替えを行った・・・・



i0 i1 i2 (1) 牛糞堆肥は醗酵済みで臭いはない

この地区の牛糞堆肥は一般にもみ殻が混ざっているのだがこの牛糞堆肥はオガクズ・・・・

オガクズと言えば全菊連の生みの親の高橋賛平氏が菊栽培に好んで使っていた資材・・・・
(2) 午前中畑から運んできた牛糞堆肥とピートモスに、ゼオライト、ベントナイト、ミネラル富士、花の素、ヤシ殻活性炭、バットグアノ、鉄力、自家製酵素、等々を混ぜ込んでコンクリートミキサーで練りこむ・・・

ミキサーは先々月から最新型に変えた・・・・
(3) 練りこんだものを10ミリ目の篩から落とす・・・・

土麹「根茂土」が白なので、差別化をするために、最後に微生物のマンションになるチャコールを追加して黒くした(笑)
 
 植える花夢流・・・花と生活を楽しむ・・・
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