2013/10/06 (日)
20日後の26日に審査に行く菊花会で当日盆栽菊の講習を予定しているので、先月挿し芽をした盆栽菊の挿し芽苗を挿してから18日目なのだがポットに上げた・・・・
特に木付け・石付け用の苗は多くの盆栽栽培家は初めから筒に山砂だけで植えるのだが・・・
私の場合は発根数が10倍近く多いのでポットに1か月以上仮植えをして置いて11月中〜下旬に根元に芽が出来た頃に筒に植えるつもりでいる・・・その時沢山の根の中から必要な根だけを選んでそれを伸ばすつもりでいる・・・
又、将来直幹仕立てにするつもりの苗は下から1〜2番目に付いている葉を上にして斜めにポットに植えて置くと良いのだがその場合発根数が多いと傾けた方にもしっかりした根張りになる根が確保できる・・・これが将来の幹になる芽と直結した根張りを確保する秘訣になる・・・
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(1) 木付けや石付け用の根を長く伸ばす必要のある苗のポットへの仮植え用の用土には田土等は入れずに無肥料の腐葉土に山砂を3割程入れた用土を私は使う・・・
(2) 木付け・石付け用に砂だけに挿した挿し芽苗・・・・
(3) 模様木や直幹等に使う苗は大菊の挿し芽等に使う挿し芽床に挿しておいたのだがこれも発根数はとんでもなく多い・・・・
盆栽の場合根が多いのはとても良いことで、普通の7〜8本の発根では欲しいところに根を配置できない恐れが多分にあるのだが・・・・ 発根数が多い場合には盆栽の作品の表面に根張りを見せるための根の他に地中にも根を好きなだけ張らせて肥培管理がしやすくなる利点がある・・・
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