新花作出の夢の夢・・・・
2012/08/28 (火)

今年は大菊の実生を何時もの年より大掛かりで行っている・・・・菊の実生により優秀な新花が出現する確率は1000分の1程と言われる・・・・・
しかし、私の場合は100分の1いや、20分の1を目指していて、今年の実生の花が咲いてその結果が出るまであと60日〜80日となった・・・・・

なぜそれほど強気のコメントを書くかと言うと遺伝と交配の研究をしてから50年近くなり今までに沢山の優れた野菜や花、時には魚を作出してきた事での自信があるからで、その根拠になる私の育種方法は連続戻し交配という他の方は余り使わない育種法にある・・・・

今目指しているのは真っ赤な大菊・・・しかし厚物や管物の花は咲いたときは本来の色のついた花弁は裏側になり目に触れることは無い、しかし、一文字や美濃菊は本来の色彩を目にすることが出来る花なので今後3年をめどに真っ赤な美濃菊の作出を夢見ている・・・・王冠殿のあの小豆色のような黒味の掛かった赤ではない熟したトマトのような明るい赤の花を・・・・・・


この農園日記をつけさせて戴いて丁度10年になる・・・

下の写真は10年前の農園日記に書き込んであるその年の実生なのだがこの年は40本ほどの大菊の実生の花を咲かせた・・・・







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i0 i1 i2 (1) 実生の大菊管物の多くには1茎に20本以上の脇芽が着き多くの鉢ではそれが長く伸びだしている・・・

2〜3日かけて1茎から10本ほどを切り落としていく予定だ・・・
沢山の脇芽が傘のようになり水掛や消毒の邪魔になる・・・しかし1度に全部を落とすことはしない

(2) 美濃菊の実生にも脇芽が沢山着いた鉢がある鉢のナンバーを控えて脇芽を挿しておくつもり・・・・美濃菊はウド芽の苗が取れない鉢が出来る可能性があるのと、良い花が咲いたときには挿した苗の花から花粉を取る事が出来るから・・・
(3) 7年ほど前の実生で生まれた以和貴花の夢

この花とその子供の交配を昨年は試みたので・・・この花と似た花の出現を今年は期待している・・・

同じ様に富水も・・・・・・
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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