2011/11/28 (月)
大部分の菊仲間はもう栽培していた鉢の片付けを済ませたのだろうが、 私は切花の脇枝で交配をしている・・・
下の写真は今年切花の栽培をした新々銀峰・・・沢山の脇枝で種を採る つもり・・・
私の場合、菊の交配を通常昨日のようにピンセットを使って行っているかと言うとそうではない・・・・
写真のように、鳥の羽毛の付いた耳かきを使って、花粉の付いているしべの花粉を絡めとり 厚系なら厚系のそれぞれ何種類かの品種を次々になでて交配をしている・・・
しかし、交配も終盤に近づくこの時期には大量に花粉を噴出してくれる花が無い・・・・・・
それで、ほんの少しでも花粉を持っているしべを見つけては面倒でも手を掛けて、ピンセットで 1つ1つのめしべの柱頭に注意深く花粉をつけている・・・・
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(1) 厚系、管系、一文字、美濃菊等それぞれに 1本ずつ耳かきを用意している・・・・
しかし花粉と一緒に花の蜜が羽毛に付くので 時々羽毛をむしり取るのでだんだん小さくなる・・・
(2) これは、切花用に栽培していた華宝なのだが、 華宝は栽培中にとても萎れる菊なので試しに 日陰で栽培していたが生育が悪く途中から 実生親に転向させたもので草丈2メートル 50センチほどある
(3) これも高度・・・・2,5メートル、(笑い)
高度と言うより高所が正しい?、・・(笑い)
毎日はしごに登って交配作業をするのが日課・・・
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