2011/11/27 (日)
実生をする時に、花粉を採取できる良い親木があるかどうかが実生を成功するか否かの 大きなポイントになると思う・・・・
私の経験では管物系は親木に肥料を多く与えると大きな青芯が出来て花粉が取りやすい・・・・・
厚物系は反対に肥料が多いと花弁数が増えておへそが出来にくい・・・・・
又、おへそが大きく出来ても、越山系や兼六系等多くの厚物はめしべの下に付く花粉袋 がめしべの下のほうに小さいものしか付かないので花粉を採取するのは難しい・・・・・
管物や美濃菊の中には花粉が大量に噴出すものがあり、午前の9〜10時ごろ葉の上が黄色い 粉をまいた様になるものまであるのだが、私の持っている厚物系の品種では沢山の花粉が 取れる品種は無い・・・・
それでピンセットを使い交配・・・
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(1) 持っている厚物系品種の中で最も 花粉が多く付く品種のめしべを 花粉袋が付いている元から ピンセットで引き抜く・・・
更にめしべだけを引き抜き花粉袋 指の上に置く・・・・
(2) 指の上で花粉袋を開き指の上に 花粉をためる
(3) その花粉をピンセットの先につけ て交配する菊のめしべにそっと つけてやる・・・・
この花ははまちゃんから戴いた 横綱の切花の途中から伸びた脇枝
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