放射能除染資材開発用ゼオライトが届く
2011/11/15 (火)

先月末にメーカーに注文をしておいた、受注生産の特別なゼオライトが0,5トン届いた・・・・

塩基置換容量が100グラム当たり160ミリグラムなので、全て放射性セシウムだけを吸着させると仮定すると理論上は800グラムのセシウムを吸着させることが出来る量になる・・・・・

それは、今回の福島第一原発事故で放出された放射性セシウムの総量が、原子力保安院の発表が正しければ、約4000グラム(4s)と言うことなので、その5分の1を吸着させることが出来るので、福島県内に飛散した放射性セシウムを吸着してもおつりが出るはずなのだが・・・・・・

実際には、その何百万分の1も吸着して除染が出来るとは思っていない・・・・それはゼオライトは+の電気を持つミネラル等のイオンは同時に吸着するのと、放射性セシウムは広範囲に薄く飛散しているので放射性セシウムのすぐ近くにゼオライトを置かないと吸着させることは出来ないためである・・・・

福島第一原子力発電所内の高濃度汚染水の除染に使われているフランスのアルバ社や東芝のサリー等のゼオライトの場合には塩基置換容量の1000分の1程しか吸着できないと言われている・・・それは冷却水に海水が多量に含まれていること(海水にはミネラルが多く含まれる)と油等が大量に混ざった水なので効率が悪いと言われている。

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i0 i1 (1) 20kg入りの袋が25袋
(2) ゼオライトで作った放射能除染用培養土試作品の落花生での実験結果

ゼオライトを畑に蒔いて、ゼオライトが放射性物質を吸着するだけでは、畑から放射線は取り除けない、ゼオライトで作った団粒土に草や作物の根が入り込み放射性物質を含む団粒土を根が串刺しにして畑から取り出すことで放射性物質も取り除ける・・・・・このような方法も研究のひとつ・・・
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 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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