2011/02/24 (木)
今年は今までのいい加減な菊栽培を根本的に見直して、何処から見ても雄大で品のある花を咲かせて、ぜひ全国大会でお立ち台に上がる事を100日ほど前に心に誓い、そのための準備をこつこつと積み上げてきた。
菊作りは、「1年をかけて繰り広げられる傷害物競争のようなもの」と言うのが持論であるのだが、自分の菊栽培を振り返ると、スタートダッシュは極めてよいと思っている、挿し芽も小鉢時期の管理等は他の方を寄せ付けないと思っている、それは挿し芽前の親株の管理と挿し芽技術がハイレベルにあるという自信があるのだが・・・
しかし、それよりも、絶対の自信を持っているものが、培養土なのです、用土の肥保ちのよさのバロメーターの塩基置換容量の数値が他の方の3倍ほどと極めて高く優れていて、例えばフィギュアスケートならば、他の選手が3回転半、4回転だと競い合っている時に平然と6回転を難なく決め手しまうほどの差があると本気で思っている・・・・
そのために、夏休み頃まではスタートダッシュの時に付けた差があるために、毎年この時期には4〜5個の種目でお立ち台が・・・・と期待を持つのだが、実際には春先から手を抜いていた細かな作業や栽培場の整理整頓、そして消毒の回数などの数多くの手抜きや、実生や多くの種類の菊の栽培等で手が回らずに、それまでの預金を食いつぶしてしまい、次々に脱落して行くのが何時ものパターンになっている。
今年は種類ごとの栽培計画をしっかり立てて細かなスケジュールにもとづいた管理をする予定でいる・・・・
写真の切花華宝と富水は4月5日に挿し芽をして、華宝は草丈200センチ葉数100枚・・・・・富水は180センチ葉数70枚を予定している(本当は秘密なのだが)
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(1) 今年最も気合が入っている、切花管物
左が華宝、右が富水
どちらも、4月5日大安に挿し芽を予定している、先行型
(2) 上の写真の左の鉢の華宝
丁度20日前の2月4日に福助を8号鉢に植えたもの、芽が土の上に顔を出し始めた・・・・
この時期葉が多数付いて元気の良い芽は葉齢が進んでいて、挿し芽後にすぐに摘心をしないと柳芽が出やすく、成績が芳しくない。
(3) 土麹を作るときに微粉にして混ぜるヒトデ。
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