エコが驚異的な結果をもたらした・・・・・20時間で・・・68℃
2009/12/30 (水)

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夕方4時40分の積み込み中の木の葉の温度、朝と変らず、露地ではこれが限界なのかも?・・・・


朝8時30分過ぎに畑に行く、ほんの少し湯気が上がっている、もう30℃ぐらいには温度が上がっているのかなと思って木の葉の山をホークでかき分けて温度計を挿し込む、温度計の表示の数字がどんどん大きくなる・・・・68,4度外気の温度が5度を割っていて尚且つ昨晩7時過ぎまで作業をしていたために家族が心配するだろうと、いつもならシートを上にかけるのにそのままにしておいたのだが・・・・・・

今回の積み込みは、植える花夢の知っている醗酵に関する技術の中の、幾つか(例えば保温・醗酵剤)が抜けているのだが、しかし醗酵のスタートダッシュを図るための幾つかの秘密が隠されているのだ、細菌を活性化させるアイテムとして、トレハロース(解説1)とクエン酸を使った事、醗酵のための火種としては、馬糞(解説1)、と、硝酸カルシウムを使った事も大きな効果をもたらしたのだが、それよりも大きなものが、10年近く毎年この腐葉土作成場所を使っている事で、発酵食品を作る醸造蔵には蔵付きの菌が大きく作用すると言われるように、腐葉土作りに於いても、まさに本物の土着菌が大きな働きをしたものと思われる、今回は昨年作りそのまま置いていたシイの腐葉土を500kg以上もまぶしてその中に住みついている細菌を利用した事もその一つなのだがもっと大きな秘密が2つある。

その1つ目の秘密のヒントが3枚目の写真である。

2つ目の秘密は「ひ・み・つ」、そのうち現場をご覧になった方に教えます。

解説1、木の葉を分解するメカニズムにおいて、最も早い時期に起こるのは、木の葉や動物の糞の中の糖(砂糖やトレハロースも含む)、アミノ酸、タンパク質のような分解しやすいものが、世代交代(生育)の早い細菌やカビの仲間によってまず分解される、この過程で微生物の盛んな呼吸による熱が発生して、それがこもる条件の中では60℃から80℃近い高温になる。

22時30分現在
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i0 i1 i2 (1) 昨日積み込んだばかりなのにまるで噴火している火山のよう。
(2) 私も初めてのことであり、この温度には正直驚いた。

それも周りの水溜まりは氷が張っていて、外気温が5度以下なのに・・・・・
(3) 昨日の写真から(地中に埋まっているドラム缶の水を大型水中ポンプで水を掛けている、そのドラム缶には菊の水遣りに使っている水中ポンプも入れてあり、再度流れてくる水をポリのお風呂にくみ上げている)

木の葉を積み込む前日まで、ここで木の葉が醗酵していた場所で切り返しをするために水遣りをしていて、その水に活性化している細菌が水と一緒に、地中のドラム缶やポリの風呂桶に溜めてありその水を使って積み込んだ事、更に掛けた水が流れ出ると又地中に埋めてあるドラム缶に流れて溜まりその水を又使うと言う循環型で水を使ったことで結果的に「エコ」が大きな力を発揮したと思われる。
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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