2009/12/26 (土)
昨日のクイズの答えはトレハロースです。
十数年前まではトレハロースは、酵母から抽出して製造していたためにとても貴重な糖で1キログラム数万円もしていたそうです、1993年に林原kkが微生物の中からトレハロース精製酵素を発見して、デンプンから直接トレハロースを取り出すことに成功して、1995年から量産がされて値段も100分の1ほどになり、食品や化粧品、農業など幅広い分野で利用されるようになった、まだ一般にはとても新しい物質で菊作りに於いては今後色々な利用方法が開発されるものと思われます。
私の場合は、この商品の摩訶不思議な?コマーシャルは度々目にしていたのですが、菊作りに有益である事を知ったのは2年ほど前でやはり上村遙さんの話からでした、そのときには、トレハロースにより菊を含めた植物の耐寒性が増すとの話でした。
それでネット検索でトレハロースのホームページを突き止めて色々調べようとしたのですが、テレビコマーシャル同様とても不思議な所で、パソコンオンチの私はいつも途中で迷子になるのです、ここ
他の所は食品や化粧品などが主なページで、そのままでにしていました。
所が今回、ワールドの審査をお願いに上村さんをお訪ねしたとき、耐寒性だけでなく菊の花の老化を遅らせて出品の適期の幅が増す事やカルシウムを主とした肥料の吸収率がアップする等の事を聞かされ、更に5kg以上もの大量のトレハロースをいただいてきました。
ネットの中で改めて色々調べてみると、上手に使うと相当菊作り技術のアップを図ることができるものと思われますので、興味をお持ちの方は来年は現在の栽培法と色々な使い方で比較する対照実験をされて見てはいかがでしょうか。
私の場合、トレハロースが植物を塩害に強くするとの事、と、カルシウムのの吸収を高めるとの事なので、にがりを使う時に混ぜる事と、花夢ニトロに混入して「花夢ニトロ+アルファー」の開発を計画しています。
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(1) 上村さんにいただいたもの、これは「トレハ」と言う商品名で普通品、このほか 微紛タイプの、「トレハ微紛」 と食品添加物 の「トレハ-HT 」があり、ネット上では1キログラム300円〜900円ほどで、同じ品物でも値段がまちまち?。
(2) 上村さんからいただいた江戸菊、良い育ちをしている。
(3) 腐葉土作りに使うために3個の瓶から15リッターほどのアミノ酵素を回収した、その中に一昨日ラーメンのスープを取った鶏ガラ等を入れ、その中に「トレハロースー」を入れた、微生物が元気にななるように・・・
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