できれば他人には教えたくない来年の栽培計画  その3
2009/12/03 (木)

一日中雨だったが、午前中雨が止んだ隙間に茨城県大子町まで、孫達を連れてりんご狩りに行って来る。

さて、栽培計画の話なのだが・・・・本気で大会に出品をして、尚且つ上位入賞を狙うと考えた場合、最も大切な事は、品種選びにだと私は考えています、まず審査当日に花期が合い、新花以外なら過去に上位入賞の実績のある花を選ぶことも必要で、更に、草丈は伸びるかどうか、挿し芽時期、摘芯時期はもとより、肥料をどの程度受け付けるか、更にに蕾は芯蕾を立てるかどうかなど、その品種の特性を知る事も大切な事です。

来年私が手がけようとしている、「実用菊」の場合、切花で7本組での出品になります、1本の苗で7本に仕立ててその7本を切ってそのまま出品する事などは神業でもない限り到底考えられない事で、7〜8号鉢で仕立てる場合1本植えで3〜4本程度で仕立てて、9号鉢で2本植えで6本の幹で6花咲かせるのがベストではないかと私は考えていて、出品する場合、咲き進み具合や花の輪形を7花をしっかりと揃える場合には、少なくとも出品する花の5倍くらいの花数を咲かせないと上位入賞など無理だと考えています、増して栽培経験の無い花ならなおさらです。

そのように考えて、栽培計画を立てる場合、苗の入手が問題になります、実用菊の場合実生園で苗を販売しているのが聖光園だけなのですがそれも限られた品種だけなので、日比谷の各菊花会の苗売り場で求める事になるのですが、ここでも余り多くの品種は無いのですが、展示会に行った時に同じ品種を5本求めてきました、求めた苗は9月頃挿し芽をした秋苗で、この秋苗は実用菊に限らず、大菊でも当りはずれがあるとても難しい苗で、上手く行けば正月明けから2月頃に掛けて2〜3本の小さなウド芽が顔を覗かせて、春先に6〜7号鉢に植え替えて摘心をすると1本から7〜8本の苗を取る事が出来るのですが、春まで根気強く待っていても芽が1本も吹き出さない事も往々にしてあるものです。

安全で失敗の無い方法は、出来るならば、栽培されている方から11月〜12月中にウド芽を1〜2本分けていただいて、それを育てるのが理想的だと私は考えていて、大菊など栽培している鉢を開けて用土をたたいて整理する時、ウド芽を見る度に「これをお互いにミズゴケに包んで苗の交換をするシステムが出来れば送料も第4種郵便を使えば100円以内で遅れるのに」と考えているのですが、日記仲間の中にもそのように考えている方が何人かいるとよいのですが・・・・

23時45分現在
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(2) 今年の盆栽菊の実生の中で最も小さい花?
(3) 盆栽菊の実生の錦色で丁子咲き 2種
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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