できれば他人には教えたくない来年の栽培計画
2009/12/02 (水)

とのタイトルの日記を数日前に書いたのだが、途中で体調が良くなく、書かずに寝てしまったので「本当に教えない」と思われるのも嫌なので少々書いてみることに・・・・

来年の菊作りにおいて、鉢数ではなく労力と言う観点から見た場合、最も多くの時間と資材をも使いそうなのが、実生の育成と改作になると思います、今年は大菊の実生にも力を入れようと考えて、親木は沢山用意したのだが、今年手がけた小菊の盆栽菊の実生が植え付けがお盆頃と大幅に遅れたために国内では余り品種として存在していない匍匐性のものの開花が出来ないまま100種以上来年に持ち越すのをはじめ、現在全国大会等で活躍している花と比べても引けを取らない一級品だと思える良い花を咲かせた十数種類の新品種も、少なくとも1〜2年盆栽作りを手がけて根や幹の太り具合や屈曲付けのし易さや花の付き方等を観察して盆栽菊として世に送り出せるかを検証する仕事があることと、、新たな小菊の実生とスプレー菊の実生の種蒔きから苗作りそして畑での栽培が大きな仕事としてまちかまえているのです。

次に、今年の栽培途中から来年の宝塚の全国大会で複数の種目でお立ち台に昇る為の準備のための栽培技術開発を試行錯誤してきたので、それに向けては、スプレー菊、美濃菊、管物の切花・福助・ダルマ・更に実生の部にも管物を出品する事を目指しますが、それらを全部合わせた位に実用菊に力を入れて見たいと考えています。

全国大会ではその他の部に大丁子咲きの花が出品できますが、日比谷では大丁子菊のほかに写真の様な実用菊が出品されて競い合う部門があります。

私の用土は、手前味噌ですが塩基置換容量の大きさ(肥持ちの良さ)では国内では最高水準にあると考えています、しかしそのことは大菊栽培においては、必ずしもストレートには威力を発揮できるものでは無いのですが、力作が必要になる盆栽菊や実用菊においては大きな力になると考えているので、それを実証するためにも、栽培を手がけようと4〜5年前から考えていたのですが、いざ栽培をするとなると、苗の確保から大変なのです。

この続きは後日・・・・

i0 i1 i2 (1) 今日は無肥料のクヌギ、ガラ袋で35袋を運び込む。
(2) 実用菊「暁雲」切花7本組
(3) 実用菊「暁雲」の苗

上の5号プラ鉢がウド芽

下の6号鉢の2鉢が挿し芽苗
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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