朝方は寒いけれど昼間は暑いくらい・・・

早朝５時１０分頃に、”すー猫”が旅たった。
昨日の夜にはもう立てなくなってしまった。夕飯の時も私の脇でじっと寝ていた。
おかずが魚の時は（ちょうだい、ちょうだい！）でとても落ち着いて食べてはいられないほど食いしん坊な”すー”なのに・・・
一番大好きな鮭を少し口に入れてやったが全く食べようとしない。
一緒に寝る前にまたお腹を押してオシッコをさせてからベットに入れた。
側に寝ると薄く目を開けてじっと見る。
冷たい体を抱えて温めてもなかなか暖かくならない。
お腹が少し上下するので（あ、生きてる）とわかるほど静かに寝ている。
私もなかなか寝付けなくて１時過ぎまで見守っていたら口を少し動かしたので、喉が渇いているのかと給餌様の注射器で１０CCほど水を入れてあげたら半分ほど飲んだ。

明け方、ふと目覚めるとすーの手足がひくひくと何度か動いた。
苦しいのかと電気を付けると寝たときと同じく薄目を開けてじっと見つめている。
でも黒目がとても大きいのは瞳孔が開いているのかもと小さく呼びながらお腹に手を当てると動いていない！
指先に小さく心臓の鼓動が触れているのだけれど、不規則でそれもだんだん弱くなって、やがてそれも触れなくなった。
ため息ひとつもなかった。。。
静かに、しずかに旅立ってしまった。
枕元の時計を見たら５時１０分。

明るくなるまで抱いて寝ていた。
６時過ぎに起き出して棺の代わりになる箱を探していたら旦那が起き出してきた。
ベッドの中のすーの小さい頭をくるくる撫でて黙って出て行った。
朝飯支度を娘に頼んで花を買いに行った。
明るい洋花にしたかったのに、お彼岸なのか菊がメインの仏花しかなかった。
２束買って花だけを摘んで”すー”の体の周りに詰めた。
今日は「友引」なので明日埋葬する。
場所は私の部屋の西側の塀の側でミー猫が眠っている隣になる。






(1) 一昨日夜に撮った”すー”ねこ。 急に動かなくなって水も飲まなくなった。 (2) 薄く目を開けてじっと見つめている。 意識が遠いのかも・・・ (3)