2008/06/20 (金)
せっかくの「梅雨の晴れ間」を捜し物で終わった!
例年7月に入ってからやっと始める帳簿の締めを始めている。 8月は直子の”初盆”なのでいつもの様に盆前までに会計事務所に持っていけばいいや・・・とはいかない。 7月にはいればすぐに遅れているお勝手の改装が待ったなしで始まる。 予定は5月だったが大工さんの手配がつかないので梅雨の真最中になってしまった! 最悪だよー。 ”紺屋の白袴”とはよく言った物で、頼まれた他所様優先です。 お父ちゃんは今日、葬儀の時にお世話になった斎場に盆の打ち合わせに行った。 昔と違って、今は余り『高灯籠』を上げないお宅が多いそうだが、「霊」は高灯籠を目指して帰って来ると聞いているので家では上げる事にした。 8月のお盆前の「釜の蓋」の日までに立てるそうです。
昼頃に捜し物が見つからなくて茶の間の古い状差しを逆さにして探したら、古めかしい封筒があって、中に直子から来た封筒が入っていた。 私よりはちょっとだけましな、でも金釘流の文字で、しかも男言葉でその頃勤めていたトステムの割引券を送って来たのだ。
母親様 前略 『用件のみ2行!』 以上。敬具 1998 05/9 二女 拝 ときた〜〜(~o~) めちゃめちゃな手紙だがいかにも直子らしい。 前略・敬具、かぁ。。。
いきなり涙がどっとこぼれて発作の様に泣いてしまった。
この手紙、いつまで取っておけるだろう。 未婚で旅立ってしまった直子の事を誰が、いつまで覚えていてくれるだろう? 直子の遺品は姉が整理して送って来る。 でもいつまで取っておけるはずもないのだから私がなんとかしていかねばならないかもね。それが親の役目かもしれないと手紙を仏壇の引き出しにしまいながらそんな事を考えた。
良い天気の日に湿っぽくなってしまった。 直子が「シッカリしろよなー」と言っているかもね。
|