2006/12/19 (火)
晴れと言うより薄日 那須塩原市は庭木や落ち葉を焼くのを禁止している。 ”野焼き”だそうな。 溜まった落ち葉はゴミにだすのだが、そんなことばかりしてられないので、時々お風呂で燃している。 今日は静かな日なので落ち葉や枝を集めて風呂釜に詰めて燃やしていた。 なかなか燃えないので枯れた竹を切って入れたら、勢いよく燃え始めた。 途端に頭の上でウワ〜ゥッとサイレンが鳴り出した! いや〜びっくりした○_○ 「ゥ、家間違えたんじゃ・・・」 大あわてで消そうとしても、枯れ竹に燃えついた火はそうたやすく消えるはずもなく、焚き口を閉めれば煙突から盛大に煙が上がるのよ! 今はサイレン鳴るとほぼ同時に100mばかり上に有る消防小屋から消防車が出る。 「火事じゃないよ〜」って、いわなきゃえらいことになっちゃう、と道路に走り出した目の前を消防車がサイレン鳴らして突っ走って行った。 「あ・・・止まらない・・・えぇ?」 二度びっくりの目に、道路をはさんだお向かいの商店の後ろに 真っ黒い煙がモクモクと上がっているのが飛び込んだ。 立て続けに消防車が何台も向かって行く。 その間もサイレンは鳴りっぱなしで、道路にはご近所さんがみんな飛び出してきた。 「どこだろ?」「○○の方だよ」等、中にはサッと車を出して飛び出す人も。 30分ほどで白い煙になり、やがて鎮火の鐘を鳴らしながら消防車が帰って行った。 近所のお店出の話では、風呂のガス釜が爆発?したそうな!
家は灯油と、ほら、時々は薪?だから。一寸は安全?
母はこんな騒ぎもなんのその、ず〜とテレビ。そして 「ははは、お前も相変わらず慌て者だ、まあ、親子だからね」 とのたもうた。
昔、若くて畑を頑張っていた頃に、叔父に(うちの茅畑を起こしたら、茅灰をやる)と言われて、秋口に頑張って100坪の茅の根を掘り起こしたそうだ。 乾かして火を付けたら、すっさまじい燃え方で大きな炎が上がり、スコップ持って畑を駆け回ったそうだ。 助けを求めた隣の畑に近所でも有名なのんきな人がいて、(火事と間違えられたらどうしょう!)と血相変えている母に (だいじょうぶだぁ、そのくっらいじゃ消防は来ねえからよォ)とのんびり保証。 のんびりおじさんの言ったとおり、茅はたちまち燃え尽きたが 、母は今にもサイレンが鳴りはしないかと気が気では無かったそうだ。 (昔は消防車が出ると、大変なお金がかかるとの噂が有った。) 茅灰のお陰で次ぎの年のサツマイモは、色も赤く、大きく、ほくほくで近所の方が買いに来たと自慢した。 トマトも陸稲も驚きの出来だったそうだ。
そういえば今年庭木を燃した灰がたくさん有ったので、畑に充分撒いたせいか、ジャガイモはとてもほくほくして美味しかった。 やっぱ、草木灰は良いんだなぁ。。。
|