小説「人間の土地」にみる越中の薬売り 飛島忠吉
2021/01/17 (日)

hare.gif 芥川賞候補となったこともある、農業雑誌「農業北海道」の編集者 吉田十四雄は昭和15年に「百姓記」を発表した。それから40年かけ、構想を練り直し、官製ではない北海道の土地を拓いた庶民の北海道史、歴史小説「人間の土地」を執念で完成させた。明治39年、飛島忠吉は越中の薬売りをしながら、北海道と越中、福井、岐阜を廻りながら、北海道開拓に殖する小作人を送り込み、一人当たり20円を得る「人入れ稼業」もしていた。
 久しぶりに、「百姓記」「人間の土地」を思い出し、書棚から探し出してきて、読んでいました。

i0 i1 i2 (1) 【フリッキー】

今日初めて、薄い液肥を散布しました。

日中、全ての越冬鉢をサンルームに移し、液肥を散布しました。
(2) 吉田十四雄著「人間の土地」 画は農民画家 坂本直行さん
〇吉田は三重県に生まれ、開拓者の家族として来道、大正15年に 十勝農業学校(現帯広農業高校)獣医科卒業後、北見農業会を経て農業雑誌「農業北海道」編集に従事する。

原作「百姓記」は昭和40年代「農業北海道」に連載されていましたね。


(3) 寒気が流れ込み、晴れてはいるものの、春のように暖かい昨日から一転、また冬となりました。

積雪深:131cm  前日最高気温:+5.3℃  最低気温:-8.2℃


 
北の国から ikoro chrysanthemum の花日記
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