2020/05/27 (水)
本日は雨です。今日は、菊のためにも柔らかい日差しが欲しかったですね。
先日(5月25日)、UPしました我が家の庭に毎年咲くスズランは在来種ではなく、セイヨウ原産の園芸種として出回る’ドイツすずらん’であることが雄しべ基部の色で分かりました。なんとも可憐な花でいい匂いを放ち、英名も素晴らしいですね。Lily of valley/May flower/May lilyだそうです。 北海道には6月上旬に「スズランまつり」を開くところがありますが、フランスの田舎では、5月の第1日曜日を「スズランの日」として、すずらんを部屋に飾ったり、愛する人に送りお祝いするそうです。「わたしの草木手帖:池田好郎著」 ちなみに、和名では「君影草」。すきな人の面影を思わせる花デス。 北海道では平地でも生育し広く道民に愛され、スズラン運輸や本州と結ぶフェリーの船名、スズラン印のお砂糖、街路灯がスズランであったりとスズラン尽くしです。
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(1) 【切花挿し芽箱:3日目】
*塩さばの箱活用
(2) 【ドイツスズラン】 Convallaria majalis L. (コンヴァラリヤ・マヤリス リンネ) <6本の雄しべの基部は紅色を呈する> 【日本スズラン】 Convallaria majalis var.Keiskei (コンヴァラリヤ・マヤリス ワリエタス ケイスケイ) <日本在来のものは雄しべ基部が白色または黄色を呈す>
(3) 石田文三郎著 「花とともに40年」
石田氏は大正2年から昭和30年3月まで42年間、北大植物園に勤務されました。定年退職されるときに当時、関東の気候をもとにした園芸書がほとんどであったので、多くの人に勧められ北海道の気候に則した園芸植物の栽培についてまとめたものです。 *鉢作りの菊花、ダリア、高山植物、洋ラン、ばら、盆栽、造園
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