2023/01/26 (木)
□10:00〜11:30市民劇場 生涯大学講座・徳川昭武
今朝も冷え込みがきつかった。 10年に一度の極寒波、ほんまやったわ。 外に鉢物は、きのうから土まで凍ったまま。寒さに強いはずのビオラまで…。凍ったまま萎れて死にそう。 バケツの残った水も凍ったまま融けません。
きょうの講座の講師は、戸定邸歴史館名誉館長の斎藤洋一さん。徳川昭武や明治期の慶喜を研究する第一人者という。 慶喜や渋沢栄一などの、NHK大河の時代考証を担って、エンディングに名前を連ねていたお方。
「青天を衝け」に、なぜ、大方のお方が知らない平岡円四郎(堤真一)を早くから登場させる必要があったのか? ドラマの中で、その先重要な役割を果たすので、名前を知っておいて欲しかったから、という。 その平岡は徳川慶喜が将軍職に就く前に暗殺されてしまうが、慶喜と渋沢栄一を引き合わせ、 やがてはその渋沢栄一が徳川昭武に随行してパリ万博を訪れる。 パリ万博参加の、そもそもの目的は何か? フランスやイギリスは日本の絹が欲しかった。幕府はその国々から資金を引き出そうとした。 渋澤栄一は、随行員の中では身分は低い方だったが、大政奉還、鳥羽伏見などで上級の者が早々と帰国してしまった。 残った渋澤は、昭武と行動を共にしヨーロッパ各国を歴訪し、資本主義を学んだということだ。
わが頭でも理解できるおもしろく、寝ることなく聴ける話だった。
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(3) 日陰とはいえ、午後3時前でまだこんなんです。 土も水もきのうから凍ったまま。
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