2023/01/21 (土)
朝刊を取りに外へ出たら、北風がさぶぅ〜い! もう寒波襲来か? てな感じなので、一日引き籠る。
で、年末に実家から持ち帰った(あとで送ってもらった)アルバム類を、消毒液で拭きながらひっくり返す。 その中に、父の商業学校卒業時の記念アルバムがあった。 父の学歴については子どものころ聞かされたことはあるのだろうが、当然、はっきりと覚えていない。 ネットで調べると、実業学校は旧制中学校に類似の学校とある。 「和歌山市立和歌山商業学校」の第2期卒業生だったらしい。 現在の市立和歌山高校、わたしらの年代は市和商である。 アルバム表紙の年次表記は「2596」とある。どうやら、神武皇紀年号のようである。 紀元2600年が西暦1940年であるから、その4年前となると1936年か? それにしても、この時代に卒業記念のアルバムとは、ね。 和歌山城内にあったのか、学校の周囲の景色にはお城の石垣が見える。 別の写真には天守閣もあるが、現在の天守閣は空襲で焼け落ちて、昭和33年だかに再建されたもの。 ということは、写真の天守閣は徳川家の時代のものか? 教室の授業風景や部活動に混ざって、銃を構えた訓練の写真もある。 5年後の12月には太平洋戦争を仕掛けたわけだが、その前か後かはわからないが、徴兵で満州に行ったと聞いた。 その満州で一緒に戦った善明寺のお方(もともと知り合いだったのかも?)に、 「日本へ帰ったら妹を嫁にもらってくれ」と言われたとかで、それが母ということである。 母の兄は、生きて帰ってこなかったということなのか、聞かされた記憶は定かではない。
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