2022/10/23 (日)
□和歌山
のち晴れ
ホテルで自転車を借りて、親戚の仏さん参りがてら報告巡回。こっちの勝手な都合で、事前連絡もなく突然に。
実家→野崎→善明寺→六十谷→叔父→実家→中之島・夕飯
野崎は2,3年前に叔母が亡くなって葬儀にも顔を出してなかった。 いまは従兄夫婦が蘭を栽培している。 昼めしを食っていけとしつこく誘われるが、先が長いのでとしつこく遠慮。 ならば、善明寺まで送るとあいなってしまって、軽トラに自転車を積みだす始末。
善明寺も、叔父叔母が亡くなって従弟夫婦。 最初、玄関から顔をのぞかせたのが従弟に見えたのだが、怪訝そうな顔をして、「どちらさまですか?」と。 よう似てるなー。頭が半分白いんもおんなじや。息子やった。 嫁さん(母親)の実家で法事とかで、ふたりとも有田へ行っていて留守とな。 用件の向きを告げて、「みんな元気か? 従姉(彼からみれば伯母)のK子ちゃんも元気か?」と尋ねれば、 「K子ちゃんは7月に亡くなった」というではないか。 またまたショックやわー。いとこで3人目。
(夜、ホテルに戻ってから従弟嫁のK代美ちゃんから電話。K子ちゃんのことを詳しく聞く) コロナが出始めて騒ぎになる前の年末に姉弟夫婦?でニュージーランドへ行って、そこで倒れて大ごとだったと。 K子ちゃんの娘婿が医者なので、迎えに来てもらって何とか帰って来たが、よくならないままだったらしい。 それにしても、K代美ちゃん、わたしらより若いはずなのに和歌山弁丸出しで。 「かんどう癌やってん」。「ざじずぜぞ」が言えてへん。
六十谷へ。 子どものころ、幾度となく自転車で遊びに行っていた。 6年前だったか伏虎中学校の同窓会で行ったとき、K林さんが車で送ってくれた。 その時は、いっぱつで家にたどり着いたが、きょうは30分ほど自転車で周りをうろうろ。 細い、くねくねした道は昔のままだが、周りの景色が違う。知らない家がいっぱい建ってて。 「迷ったときは元へ戻れ!」というから、六十谷駅まで戻って記憶を呼び起こすとすんなり着いた.
94歳の叔母が健在。 前回と同じように突然の訪問で、また驚かせてしまったが、すぐにわかってくれた。 「友だちといっしょに来たん?」という。前回のことを憶えてるらしかった。 また前回と同じように、「おまんの夢、見たんよー」という。 亡くなった従弟の嫁には、「六十谷へ嫁にくる前には、この子(わたしのこと)をおっぱしてたんやでー」などと。 「言ってること合うてるわ」。 だけど、同じ話の繰り返しで、話が前に進まない。 「また来るよってに元気でいなぁよ」。
実家近くに住む叔父の家へ。 97歳。
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(3) ホテルで電動自転車を借りて紀の川を渡る。 向こうに見えるのは南海鉄橋。
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