2022/03/14 (月)
□9:30〜 千葉大柏の葉 三輪先生
目覚まし前に目が覚めて(小便で、ね)、着替えてじじばばラジオ体操に出ようとしたら、 パラついてる様子なのでパスして、ごみだけ出しに行って家に戻る。じじばばラジオ体操はパス。 元気なじじばば、これくらいならやるだろうと思いながら…。
8月の蜂蜜以来、7か月ぶりの柏の葉キャンパス。 門を入ってびっくりした。 工事用の目隠し囲いが管理棟の玄関まで続いて、梅の木が植わっていた一部がアスファルトになって車が停まってる。 直売所裏手のホールに向かうと管理棟南側にあった柿園にも囲いが。 すでに柿の木は伐採されており、近く管理棟も壊されるとか…。 授業の始まりは、その説明から。 なんでも、国立大学とはいえ経営も苦しいなか、駅前に広大な農場はもったいないとの声で、 運営のために一部を貸し出すことにしたんだとか。イギリスラグビー校の日本版だって。
午前は、果樹園圃場に出ての講義。 梅、ぶどう、梨など。回る先々で、おばさんの声、 「穫れたものはどうするんですか? 欲しいなー。穫れる時だったら食べ放題? いいなー」 周りから「あのねー」の声とともに、すかさず、三輪先生、「売店で販売しますんで買ってください」。
巨峰は1本の樹で半径20m以上、主枝は5本くらい?樹齢30年以上でまだまだ現役。 このあとも「6,70年は頑張ってくれる」というが、 「その前に、品種が消えてしまうかもしれない」と。 要するに、いま人気のシャインマスカットなどに押されて消える運命にありそうで。 そのシャインマスカットの栽培法に驚いた。こんなの初めて見たという栽培法。 1本の樹に枝が2本。それも胸くらいの高さで一文字仕立て。休眠期が過ぎてこれから動き出すのだろうが、 一文字枝には何もない。「こことここが萌芽して実を付ける」と。雨除け。無花果の栽培を思い起こす。
教室に戻って、「お変わりなかったですか?」と声をかけられたついでに、 先日のネーブルの接ぎ木について聞いてみた。 「柚子の樹にネーブルの枝で、接ぎ木の真似事をやってみたんですけど、柚子にネーブルってどうなんですか?」 「高度なことやってますねー。問題ないですよ。芽が動き出す4月がいいですね」 「えー? 3,4日前にやっちゃった」 「まあ、ここんとこ暖っかいから大丈夫ですよ。芽接ぎ? 枝接ぎ?」 「2,30pくらいの枝」 「芽接ぎの方が水が通っていいんですけどね。枝だと先まで通りにくいから」 「それより、組織を合わせるのが難しくて…」 さて、どうなることやら、乞うご期待。
午後は、蜜蜂と蜂蜜の話と、蜜蝋の蜜蝋のハンドクリームつくり。 「人気のアカシアの蜂蜜は、本当はニセアカシア(ハリエンジュ)の蜜」 「それも純度は多くて30%くらい。蜜蜂は花を選んでいるわけではないので、いろんな花の蜜が混ざっている」 「蜜蜂は左右の後ろ脚に花粉団子をつけて飛んでいるが、人間に換算するとスイカを両脚につけているのと同じ」 「それで半径3qを一日20往復する。寿命は約30日、その間に集める蜜は小さじ一杯」
-
|
(1) だが少なくなった梅の木、満開です。 それを教材に剪定、枝の伸ばし方を三輪先生から教わる。 みんな、すぐ忘れるけどね。
暑かったー!
(2) 黒侘助 100円税込み。 昼休み、売店に並んでるおばさんをつかまえて「いっしょに買って」。
(3) 帰りに駅前のダイソーを覗いたらまた買ってしまった。
葉葱:岩槻 春大根:若宮二号
|
|