2018/02/11 (日)
□15:50〜科学博物館 紀友会・南方熊楠
ここしばらくに比べたら、暖かな日よりだった。 指定の時間より早めに行って、ひととおり観ておこうと、上野駅に着いたのが2時過ぎ。 上野駅の公園口改札を出たら、「わぉっ!!!!」。なに、このすごい人は! でした。 「本日のパンダ整理券は終了しました」の看板を持ったおっちゃんがいるにもかかわらず、ですよ。
して、科博(科学博物館のことをこう縮めるんやて)は 「南方熊楠」やし、ここは人はおらんやろ、 と、思って行ってみたら、ここもどっこいだった。チケットを買うのに行列。 でもな、こっちは横からチケットなしでもすいすい。運転免許証を見せたら「どうぞ」とね。 中もすごい人です。これじゃ、ゆっくり見られへんし…、と思うとこやが、ドゆっくりでかえって説明書きをじっくり読めた。
で、時間となり、今度は今回の展示会をプロデュースした田村義也先生の案内で解説を聞く。
ところで、恥ずかしながら紀州の人間なのに「南方熊楠」の名を知ったのは、12年前、マメダ丸さんによってだった。 で、ネットや、いろいろ和歌山の冊子など調べてみたが、 ますます、いったいなにした人なのか理解できないでいた。 「世界一統」の南方酒造の父親のすねをかじりながら、今でいうニートで、菌類を研究してた「変人」 「紀州の変わった人」くらいにしか思っていなかったが、半分くらいはわかったような気がするよ。 つまり、まだまだ理解不能なお方なんだわ。
「100年早かった智の人」。 これは何を意味するのか…。2回観て回ってようやくわかった。
で、そのあと「西郷どん」の下で懇親食事会。 ここでびっくりするよな出会いが…。事務局で世話をやいてくれたYさん、「和歌山市の〇の出身です」。 「〇のどこや!?」 「〇のどこって、Nさんもひょっとして…。ええええええっ!!!!!」 ナプキンに地図を描いて「お寺があるやろ」 「はい、わかります」 「ここや!」 「わたしんとこはこの辺です」 「そこの前ずっと畑やったやろ。うちの畑やってん。今はもう家が建ってしもたけどな」 「うっそ〜。ここのたまねぎ小屋で遊んで怒られた」 そっからは、ふたりでごくごくローカルな話が続く。 なんでも、親は海南から引っ越してきたとかで、地の人ではなかったので、わたしは知らなかった。 お互いの実家は、歩いても5分とかからんとこ。
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(1) 上野公園は幾度となく訪れ、上野駅に至っては数えようがない。 でも、科学博物館には初めて入った。 ただなら、またこ〜。
(2) わかりやすい解説で、何をした人かは何となくわかった。 …ような気がする。
(3) どうあっても理解できない「南方曼荼羅」
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