2011/10/30 (日)
いま借りている市民農園は、西側だけが民家で三方道路に囲まれている。 わが区画は南の端で、借りた当初は道路を挟んで駐車場だったから陽当たりは悪くはなかった。 ところが、3,4年前か、駐車場跡に建売住宅が並び、とくに東南には最初からあった3階建て。 だから、秋分を過ぎたころから、太陽が低くなるにつれ陽当たりが悪くなってくる。 午前中は、まずダメ。 作物は育たなくなるし、冬場は土が凍って一日溶けないこともある。 いつぞやの作付け計画図は、上が南になり、南の場所ほど陽が当たらない。 おまけに農園と道路との間に植え込みがある。 今朝は、多少なりとも陽当たりが改善するようにと、起きがけに苅込鋏を持参し、バシバシその植え込みを刈り込んだ。
午後、ピアノレッスンが終わるころを見計らって、義理姉夫婦とその娘夫婦が別個にやってきた。 お互い前もって連絡をしてきたのだが、わが家で親娘集合という形になったわけ。 それも、義理姉夫婦は食べきれないからと22年産の新潟コシヒカリを、 姪っ子夫婦は新米の新潟コシヒカリをそれぞれ持って来てくれた。 ごはん大好きのわが家では、もちろんどちらも大歓迎。 お返しに、里芋やら菜っ葉類を持って行ってもらう。
捕獲したい獣。 獣といってもいつもの2本足です。 ネットで囲った入り口が開いていたり、見知らぬ人が畑の中を巡回したりしていると、申し訳ないが疑ってしまう。 「あんた、だれ?」 畑の住人の話によると先日また出たらしい。幸いわが区画は被害がなかったのだが…。 話を聞いてみるとこうだ。 Oさん区画でキャベツを2株、その次の区画で大根を1本、Kさん区画でブロッコリーを1株と白菜を1株、 その隣でもブロッコリーを1株、その次ではトンネルの中の白菜を1株、Kさん(別の)区画へ来てここでも大根1本。 北側から入ってきて、ここで終わってるらしい。 それぞれの区画の被害というのは、ただ引っこ抜かれてそばに放り投げられていたというのだ。 食うために盗んでいったのではなく…。 2,3年前にも同じような獣が出て、その時も北側から入ってきて、いちばん南のわが区画まで縦断していた。
「農作物にも命がある。その命を『いただきます』」という考えからいくと、この行為は『殺し』だ。
◆収穫◆里芋、長崎赤かぶ(お初)、小かぶ(お初)、ねぎ、菜っ葉類
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