2010/01/19 (火)
またまた、新聞のくせにおとといの記事から。
日本農業新聞のコラム「四季」
ごはんを食べよう国民運動推進協議会が毎年、おむすびのアンケートを実施している。昨年の結果は、1人が1週間に食べる個数は3.7個▼県によって数はかなり異なるが、西日本が東日本より多い傾向だ。中に入れる具で一番好きなのはサケで、めんたいこ、梅と続く。呼び方は、おにぎりが9割、おむすびは1割と少ない。ただ、年代が上がるに連れておむすびが多くなる▼同協議会は10年前に運動を始めた。阪神・淡路大震災で炊き出しによるおむすびで多くの人が助かったのがきっかけだ。1月17日を「おむすびの日」に定め、ごはんの大切さを訴える啓発活動を進めている。今年も震災からまる15年を迎えた神戸市内できょう、おむすびセットを1,000個配る▼食文化研究家の永山久夫さんは講演で、おむすびというのはごはんを握って固めるところに意味があると話していた。「日本は縮みの文化です。単に縮めるだけでなく、圧縮して体内でエネルギーにして爆発させる。その目的で握るのです」と▼食べる時はごはんの栄養だけでなく、握った人のエネルギーをもらうというわけだ。こうしたことを知ってか知らずか、農作業やスポーツなどでも、おむすびが好まれる。これも長い食文化で培った人間の知恵なのだろう。
子どものころ腹が減ると、よく食った。 家人は畑へ出ていて誰もいない薄暗い台所(当然、土間)で、 両手を水に濡らして片方の手に塩を付けて、手のひらをすり合わせる。 そして、おひつからご飯をとって握って口へ運ぶ。 三角などではなく、ま〜るい。 もちろん中には何にも入れない。塩だけ。これがまた、何ともいえないほどうまかった。
いま、女房どのが作ってくれる「おにぎり」は、温かいご飯の中に具が入っていたり、混ざっていたりする。 でも、具を入れるなら、やはり醤油がきいた「カツぶし」かな。
「にぎりこ」「にんにこ」は、紀州のおにぎりです。 例の大事典には、「にんにこ」はなかったが、「にぎりこ」はあった。 ただし、青森・三戸地方の方言で、「田植えのおやつに食べる赤飯の大きなおにぎり」とある。
JALからマイレージのメール。 「これまで通り」が6回も使われている。 駒子から雪国情報。 「3.8m」 「ひぇ〜どんだけ〜」
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