2010/01/04 (月)
最短の正月休みが簡単に終わり、きょうからまた仕事。 いきなり定時勤務だと、どうも正月明け4日の気がしない。 年頭あいさつ、初顔合わせも牛乳でカンパイ。3年ほど前から。 それでも昨年あたりは、そのあとの酒・ビールがあった。今年はそれもない。 あるのは牛乳とみかんだけ。消費拡大だ。 だったら、おにぎりも出せよ、と思うが、それではシダックスが困るらしい。 牛乳を飲んだら、それぞれみかんを持って、職場について仕事に励め、ってなもん。 あ〜ぁ、せちがらすぎないかい。と、思ったら、去年も同じことをぼやいてる。 でも考えてみると、このぼやきも来年1回でおしまい。
3が日は、結局、ずっとテレビの前に寝っ転がってた。 さりとて、見たくなるような番組も少なく、録りだめしたビデオ鑑賞。 映画やら、ドラマ。長くて、ふだん観る機会がない。 そのなかで、「白洲次郎」を2回(全3回)まで観た。 敗戦が見えた時期でありながら、国民皆兵と農民にまで赤紙がくる。 疎開先の武相荘で農業をしていた白洲にも赤紙がきて、 「自分が作ったものを、自分で食べられるというこれ以上の幸せはない。戦争は軍人に任せればよい」という。
「お国のためと徴兵するが、農民は田畑を耕して食料を作ってこそ国のためになる。 農は国の基というじゃないか。大事にせねばならん。いずれ食糧難になるぞ」。
「吉田茂」の台詞だ。 たぶん、今年、最初に焼き付いた言葉である。
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