落葉のかおり。
2008/09/15 (月)

kumori.gif さくら通り、ずいぶん久しぶりの気がするが・・・。
通りにさしかかると、間違いなく秋が来ている。
歩くと落葉の匂いがするのだ。
幾人か、もう、落葉掃除をしているご婦人がいる。
「これからが大変なののよね〜」と言葉を交わしながら・・・。

連休2日とも行くことができなかった畑。
みなさん、着々と秋冬野菜に模様替えしている。
プランターのブロッコリー苗が、早く植えろと置いてくれている。
たぶん、斜め向かいの区画のおばさんに頼んでいたから、置いてくれたのだろう。
確認しないで定植してしまえ、と思ったら、そのおばさんがやって来て、
「ブロッコリーの苗、それ植えていいからね〜。きのうも、おとといも会えなかったから」と。
礼を言う間もなく、姿が消えてしまった。
わざわざ言いに寄ってくれたらしい。
さっそく定植。5本。予備にポット移植4株。

なすびの片付け。
かわいそうだから、小さな命も全部いただくことに。
畝の中央を深めに掘り、落葉堆肥を埋め込む。
苦土石灰、堆肥、元肥を振って整地。
作業をしていると、会うと言葉を交わす気さくなおばさんが通りがかり、玉ねぎの話に。
なんでも、5つ穴のマルチを敷いて、種を直播きして冬越しし、春になって1本立ちにするのだそうだ。
かのおばさんは「種を植える」と言ってたけどね。
「5つ穴のマルチがなくなってしまったんだよな」というと、
「どれだけいるの? 持って来たげるよ!」だと。
ラッキー。「ありがとう、お願いします」だ。遠慮はしない。

そうこうしていると、女房どのからメールや呼び出し。
朝飯も食わないで、11時前になってしまった。
とりあえず、一度帰って、「ブランチ」ってゆうの? 昼飯といっしょの朝飯。
午後、従兄弟に千葉産の梨でも送ろうと、近くの梨園へ。
二十世紀が箱であったから、珍しい「かおり」でもと思って行ったら、もう「新高」も出ている。
この二つ品種、とにかく果実がでかいのだ。大きいのは1つで1sある。
「どう? 今年の出来は?」と聞いたら、
「新高がいいねえ。出るのもいつもより早いけど、形がいいからハネがないよ」
「そりゃ、なんで? 日照りがよかったから?」
「そうやね。受粉の時期に雨がなかったから。人工授粉しても雨が降ったら、うまく受粉しないもんね。
 受粉時期に雨に遭うと、形も悪くなるんよね」
かおりと新高、半分ずつにしてもらい、送る。
その足で、菅生農園でレタスの苗を購入。
畑へ持って行って、ブロッコリーの脇に定植。6株。
そこへ、今朝のおばさんがマルチを持ってきてくれた。
お礼に、「空芯菜持って行ってよ」と半押し付け。

今度は、1台の車が止まったと思ったら、ネクタイを締めたにいちゃんが畑へ入っていった。
ここの農園の管理を任されている不動産屋だ。
何をするでもなく、すぐに引き返してきた。
「こんちは! こないだはすみませんでしたね、電話で勝手なことばかり言いまして」
こちらは、区画の中にいるのだから、誰だかわかるはず。
「いえいえ」とだけ言って、立ち去ってしまった。
「いえいえ」じゃなかろうが! こっちが「すみませんでした」ゆうとんじゃから、
「支柱を折ってすみませんでした」くらい言ってもよさそうなものを・・・。

自宅に帰って、トレイにあれやこれや種播き。
◆植付◆ブロッコリー、レタス
◆播種◆玉ねぎ(アトン、猩々赤・どちらも3年ものの種)、ミニ青梗菜(シャオパオ)、レタス(キングクラウン)

◆収穫◆なす(お終い)、イエローホルン、ニラ、モロヘイヤ、オクラ、空芯菜

i0 i1 (1) 落葉が香る舗道。
(2) ブロッコリー苗。
主がいない間に置いてくれてた。
(3)
 
蘖ひこばえの菜園作業メモ
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]