2008/02/06 (水)
? 朝、家を出たらえらい冷え込む。 霰がぱらついてるやん、と思ったら雪がひらひら舞う。 おぉ〜、ずいぶん派手に舞ってるな思ったら、冷たい雨が…。 結局、夜、帰るときは、また、雪。
(おい、何とかせえよ! だれやねん?) 電車の中で、ぼーと外の景色を眺めながら、つり革にぶら下がっていると、 背中の方で、ケータイ電話の呼び出し音がしつこく鳴っている。 (長いな、目覚ましか?) 振り向いたが、誰だか、どこで鳴っているのか特定ができない。 (なんで、みんな知らんふりしてんの?) 30秒ほどだろうか、切れた。
しばらくして、また鳴った。同じ呼び出し音だ。 振り向いてみた。 (だれや? おまはんちゃうんか?) 今度は、いくつかの目線が動いた(ように見えた)。 また、30秒ほどで切れた。
また、鳴った。また、振り向いた。 (ええかげんにせえや! 小さい声で「電車の中や」ゆうて切れや) どこからか、舌打ちの音が聞こえた。 背後で、背中合わせに立っていた若者(らしいの)が、 ジャンパーのポケットに右手を突っ込むのが目に入った。 すぐ、鳴りやんだ。 (やっぱり、おまえやったんか!)
「電車の中での携帯電話はマナーモードにし、周りのお客さまのご迷惑やお客さま同士のトラブルになることもございますので、通話はご遠慮ください」。 JR東日本の車掌さんは、ちゃんと何度も繰り返し言ってる。 耳が不自由な人やったんやろか? (そしたら、呼び出し音もおかしいな) 日本語がわからんお人やったんやろか? (せや、ぜったいそうや!)
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