2006/12/28 (木)
11月の貿易統計。 生鮮野菜全体の輸入が、数量は昨年の89%だが、価格は106%。 その中で、きゃべつ・白菜は数量が144%に対し、価格は84%。 昨年より安い価格のきゃべつ・白菜を、昨年よりも大量に輸入して、 国内では、農家が泣きながら畑で廃棄処分してる。 おかしいと思いませんか?
この生鮮野菜の輸入、12月が前年並みの量としても、 昨年の107万tを大幅に下回るらしい。 やはり、ポジティブリスト制度の施行で、 残留農薬チェックが厳しくなったことも影響しているが、 中国や韓国など各国の好景気により輸入しづらい状況が出ているという。 「これらの国の国民の購買力が上がっており、 これまでのように日本が輸入で優位に立てなくなっている」 という輸入業者もいるようだ。
つまり、いつまでも、これまでのように野菜が外国(特に中国)から 入ってくると思っていたら大きな間違いだよ、ということではなろうか。 自家野菜づくりに励んでいるみなさんには心配ないけどね。
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