2007/10/18 (木)
・・・・朝のうち、曇り
日々更新される、この秋の最低気温。朝露に濡れた野菜達も気持ちが良いのだろうか、日増しに大きくなるのが解かる。 今朝も出勤前の僅かな時間を割いて畑のチェック。
一杯に膨れ上がったチンゲンサイの不織布を取り外す。そろそろ食べごろのようで、週末あたりに収穫してみようか。 白菜も小さいながら葉が立ち、巻きだしてきた。今のところ大きな虫害があるのは2株のみで、順調な様子。
植え付けた当時は傾いて立ってられなかった野沢菜も、たくましい葉っぱを広げ、あのシャキシャキとした食感の茎も太く瑞々しくなってきた。
ちょっと早過ぎたかな・・・。
例年、初霜が降りるのは12月に入ってから。とすれば、今〜この大きさでは収穫する頃には少し大きくなり過ぎるのだろうか? あまり大きくなり過ぎて固くて食べられないのも悲しい。かと言って霜が降る前に収穫したのでは野沢菜漬けの価値も下がるというもの。
黒の寒冷紗や日除けで成長を抑える手もあるが、あの濃い緑色した葉っぱや茎が魅力。 黄緑色の軟弱野沢菜はお呼びでない。
もう、食えるじゃねーか。
最近、畑のオジサンの気配が感じられない。 オジサンが忍術を覚えたとは到底思えないし身軽になったような体形に変わってもない。 感じない方が鈍感になったのだろうか、それとも耳が三半規管が衰えたのだろうか。
そう、だいぶ大きくなったんですけど〜霜が降るまで待ちたいんですよー。 霜にあたると、あまーなるでな。 そうそう。 それにしても正月菜にしては早よぉーめぇーたなー。 いや、違いますよ。 なんじぇー小松菜けぇー。 いえ、野沢菜です。 の、野沢菜じゃとー。
久しぶりにオジサンのビックリしたような顔にお目にかかる。 ほんなもん、やったのけー。 ええ、試しに。 ほんで、どうやって食うじゃ。 やっぱり漬物でしょう。 ほーじゃわなー漬もんじゃわなー。ほんじゃけど、早よせんと固なってまーせんけー。 ええ、それを心配してるんですけど、霜が・・・。 まんだ12月にならんと降らんじゃわなー。
気にしてることをズバリ言い当てるとは、畑のオジサンもオバサンも、かなりの実力者と見た。
それにしても〜どうすれば・・・。 考えもまとまらず自宅に戻って、ご飯、みそ汁、納豆で軽めの朝食。 対面に座るお方は、もちろん洋食。 この寒いのにアイスコーヒーとは・・・・。
カラン〜カラン〜♪
あっ!そうか・・・。 明日の朝から氷水を野沢菜に掛けてみよう、そうすれば霜と同じ効果が・・・・。
画像左:野沢菜(初霜が降りたら収穫予定)
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