2005/06/30 (木)
昨日の夜、少しばかり降ったのか濡れた朝。高くなってきた気温に温められ異様なほど蒸し暑い。青い空に長く細く延びる飛行機雲、夏の空だ。
久しぶりに早起きして畑に向かう。 奥まったところにあるモロッコいんげん、膨らみ過ぎてはちきれんばかり。きゅうり、ナスも大きくなりすぎて無残な状態が目に付く。やっぱり野菜を作る人と採って料理する人は一緒でなくちゃダメなのかもぉーー。と、朝から意気消沈気味。 落花生、今朝も3本ほど葉っぱが閉じたままになっている。オケラが通ったような土の盛り上がりもあちこちに。う〜〜ん、虫?病気?どちらにしても〜これだけ歯抜けではカッコ悪いし、このままほっておくと間違いなく言って来れらる。 お〜〜、落花生どうしたじゃ枯れてまっとるうぇーなんでじゃ〜虫けぇ〜やまいけぇ〜あのまんまにしとくんけぇー。
あ〜〜〜やだやだ。解かってますよぉーーどうにか出来るなら〜してますってーーー。くぅ〜〜〜ぅ〜〜(T_T)
泣きたい気持ちを抑え、元気そうな落花生のチェック。 バタバタバタッ! うん?あ〜〜〜〜ぁ〜〜〜また!また鳥が引っ掛かってるよ〜〜、もう来たらダメって言ってるやん。
一昨日のものに比べると、全体的にやや大きめ。くちばしが小さな靴べらのよう形。鳴きはしないが〜近づくと暴れだす。 これって〜カモちゃうか?それも〜子供みたいな感じ。 落花生の防鳥ネットの端、ネットが長く余ったものを貯めて丸めておいた所に、絡みついている。 あかんわ〜こんなの取ってやる時間は無いわ。しゃぁ〜〜ない、頼んでみるか・・・・。
「あのさぁーーーまたさぁ〜鳥が引っ掛かってるんやわー」 返事が無い。あれぇ〜?どうしたんやろ、と思う間もなくハサミを持って出てきた、野鳥動物保護協会員。 『どこよ?』 「この前と同じとこら辺」 『ふんとにもぉ〜〜〜』 他には何も言わず、そそくさと歩き出す保護協会員。 「ちょ、ちょっと〜。それってパジャマちゃうの?それで行くの?」 『はぁ〜ん?そうやよ、ええやんこれで、わか〜〜せんて』 ま、確かに解かるかって聞かれれば〜解からんとは思うが〜一応、***ちゃうの?って聞いてみたくなる。
歳くってくると〜こんなもんかも。あっさりと認めることにする。
『あ〜ぁ〜、ひどいわ〜これは』絡みついた鳥の前で、しばし呆然。 「あのぉーー仕事行くんで、後頼むねーー」 返事は無いが、どこから切ろうか網を丹念に調べている様子。
『痛!こら噛むんじゃない!助けたっとるがね、静かにしなさい!ここに来たらいかんでしょう、来るからこうなるの解かった?』 き、聞こえますって〜そんなに大きな声じゃ。朝っぱらから〜パジャマのまま、畑で大きな声だしてたら〜変じゃん。お願いだから〜頼むから静かにやってよーー。 心の叫びは聞こえる筈もない。
会社に着いてからメールをしてみる。 {鳥、どうなった〜?} 〔畑の隅っこでヒクヒクしとったよー〕 {なにぃー?飛べんの?} 〔わからーん、あんだけ絡まっとったから無理ちゃう〕 {今度の休みにネット取ることにするでねーー} 〔ほぉーやね、そのほうがええんちゃう〕
カラス除けのつもりの防鳥ネット、罪な事をしたもんだ。 生きて帰ってほしいと願う。
画像1:今朝〜からまっていた鳥(カモっぽい) 画像2:散歩道から見る夕日(日曜撮影)
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