2005/06/14 (火)
思わず避けたくなるような眩しい光も午後には厚い雲に遮られる。やっと梅雨らしい曇り空になってきたようだ。
先日来、気になっていた第二畑のもぐら。所々にある土の盛り上がりは通り道だろう慌てることは無い。そう思っていたのだが、ここ最近〜玄関、裏口、勝手口、非常口など、なんと6箇所も出入り口らしき穴を開けてくれた。 ひどい所は里芋の真横やマルチしたさつまいもの下にも作ってある。 コロコロと鳴る風車を・・、などと風流な事を言ってる場合では無くなってしまった。何か手を打たねばならない。
こうゆう時、頼りになるのは帰宅途中にあるカインズ。 え〜〜っと、モグラ退治製品はーーー。 “最新開発技術、超音波振動モグラ駆除”超音波を定期的に発信しモグラを寄せ付けないというもの。ほほぉーー36m円内のモグラが逃げるとな、すぐれもんっぽいじゃん。ちょうど鉄製の杭のような形をして、中に単一電池4本を入れて超音波を出す構造のようだ。 これ〜いいなぁーー、エンジニア(いちおう、うちの事・・エヘヘヘ)の菜園にはピッタシじゃん。これにしよっかなぁーー。
細長い箱に入れられ棚に段積みされた超音波発信器。何人かの人は買っていったのだろう、段は不規則に崩れている。 価格は¥1,380。どんどん出費は重なるが好きなことへの浪費は惜しまないのが菜園オタクたるゆえん。
『あなたぁーここにもあるわぁー』「変わってるねーこれ」『これにしてみますー?』「う〜ん、そうだねー」 最近見難くなった目を細めながら説明文を読んでる横から、モグラ退治とは似ても似つかぬ50代後半の見るからに小奇麗な服装をした夫婦が近寄って来た。 どうやら、この家もモグラに悩まされているようだ。菜園なのか〜お花畑なのか、小声で楽しそうに話す奥さんの会話は聞きとれない。
「盗まれないかねー」『あら、いやだ』 手にした超音波振動モグラ駆除(なげぇー!)を棚に戻し、二人は反対方向に向かいだした。
ほぉ〜〜これが、あ・うんの呼吸ってことか〜〜。それ以上の会話は必要ないってことなんだ。カッチョエーーーなぁーー。 うちやったら〜どうなるんやろ?くだらない妄想をしてみる。
「盗まれないかねー」『はぁ〜ん?だぁ〜れも持ってけせんてーこんなもん。心配やったら名前書いて紐付けときゃーええじゃん。どれでも一緒やてぇーー早よぉーしてよぉー』うぎゃ!考えるんじゃ無かった(×_×)
気品ある夫婦の一言は説得力があるもの。流されるように普通のモグラ退治にすることにした。
モグラ防止剤“とおせん棒”クサイ臭いの素が入っています。手に付かないよう注意してください。 付属されたビニールの手袋をつけ、クサイ臭いの素を筒に入れる。
どれどれ、モグラってどんな臭いが嫌いなの、うん? あら?臭くないやん、これって〜この臭いって・・・。
月に何回かは〜お世話になる懐かしい臭い。二日酔いの明くる日に決まって飲む、正露丸の臭い。
【じじとの会話】紅たいさいーその1 じ:これ、ひとりばえけぇーー? ヒ:違いますよ、去年の冬に植えたんです じ:ほぉーけぇー、かわったもんじゃなぁー ーー数日後ーー じ:これ草けぇーー? ヒ:いえいえ、紅たいさい。植えたんです じ:ほぉーけぇー食えるじゃけぇー ヒ:えー、いちおう ーーあくる日ーー じ:これは、ひとりばえやったなぁー ヒ:ええ、そんなもんです
(ヒ)好きにしてくろ
画像1:とおせん棒 画像2:モグラの穴にセット(くくく・・・くくく・・・ざまぁ〜〜みろ) 画像3:《トマコン報告C》(この花の付き方、間違いなくミニトマト。良かった v(^^) )
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