年賀状
2004/12/24 (金)

hare.gif 早朝、霜が降りて畑は白い、吐く息も真っ白。
資源ゴミを出す日であり、高戸さんが昨日持って来た大量のアルミ缶もついでに出す。
よくぞこんなに飲んだものだ、お年寄りは酒に強いのか?
ゴミ袋2杯はある、ゲートボールの練習場から出たゴミだが集めると大量になって、と言うか貯めておいた物らしい。
軽四のトラックを始動してガラスに付いた霜を取り除く、我が家のゴミも入れて近くの集積場に向かう。
顔なじみの斑員達が「ぎょうさん飲んだねー」と笑顔で言うが言い訳はしない、飲める筈がない位大量な空き缶であった。

今日は集金と最終の仕事チェックだけである、材料の確保は未だに出来ていない、年末年始の飛び込みがあれば直ぐに対処出来る程の材料は不足気味ではあるが、出来るだけストックを控えるように努力をしている。

午後からはPCの講師?を務める、杉さんが最近購入したスピードが速く、そして単価の安い優れ物で年賀ハガキの印刷をアドバイスするのである。
ソフトは私と同じ豆であるので難なく差出人の印刷はクリアー出来た。
裏の文面はワープロソフトで奮闘していたが、イラスト付きのソフトを買い込んで奮闘していたが、奮闘空しく電話がかかり応援に行く。
私もキャリアはそんなに永く無い、50を過ぎてからの手習いで覚えた、人差し指キーボード操作である。

ブラインドタッチなぞ糞食らえである、キーボードとモニターを絶えず見ながら文字を打つ、まるでニワトリが餌を食べては水を飲み、その度に上を仰いで飲み込むスタイルに似ている。
杉さん宅の年賀は30数枚なので慣れた頃に終了する、又来年まで悪銭苦闘はお預けとなった。

私もそろそろ年賀の準備と思い、3時過ぎからPCを立ち上げ、思い腰を立ち上げる?。
先ずは全てのデーターを表にしてプリントする、300件以上の中からチェックして、最終には200近い枚数の表印刷をする。
「写真1」印刷をやっている最中に田中のババアが遊びに来る「邪魔をするぞ」と言ってドカッとイスに座る。
邪魔をするなら帰れ、と言うと「じっと見とるだけじゃ」と可愛いところもあるババアである。

プリンターから印刷をして出てくるハガキには全て違う住所になっているのが、とても不思議だと言う。
この中に「プリンター」小人が沢山住んでいて筆とかペンで書いているんだ、と説明する、まー本気には取らないが「ほー そうか」と相づちを打って納得する。
決して他で言うなよ とだめ押しを言うと「他で言うとアホにされるわ」と・・・分かっているんだ、このババア。

やるか? 「おう貰うわ」ツウ・カアの言葉でビールで乾杯。
このババアの無くなった主人とは飲み友達であって、よく飲んだモンだった、親子ほど歳に差は有るものの付き合いは親子以上である。

暗くなりかけたのでババアは帰ったが、プリンターは未だに動いている、30枚毎に「紙をくれー」とピーピー泣きやがるので合間にこうやって日記を書く。
何とか明日の朝には投函できそうだ、元旦には心のこもった年賀ハガキが各家庭や事務所に届く筈だが、実は全然心はこもっていない、なぜならビールを飲みながらPCで作った年賀なんぞはダイレクトメール位にしか思ってくれないのが最近の風潮だが、これも致し方がない。

来年は酉年だったかな?オイオイ裏刷りを終えた後でびっくりさせるな。

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オラん家の野良日記
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