2004/08/26 (木)
早朝の草抜きを毎日続けるが土に湿り気がある性か、振り返れば生えてくるように感じる。 パレットに蒔いた種子の発芽も順調に芽生えてきている。 相変わらず遅いのは花の種子だが今回は年末用の葉牡丹だけで後は9月に入ってから計画をする。
8月はお盆を挟み殺生を控えていたためにこの頃になると釣り依存症が出て来て無性に行きたくなって来る。 しかしこの暑い時の釣りはやはり夜釣りでなければ耐えられない。 ビールをしこたま積んで船上で肉でも焼きながらのんびり釣り糸を垂れるのは実に良い、思っただけで既に携帯を手にしていた「オイ行くか」二つ返事が帰ってきたので夕方6時に出船する。
港を出て直ぐに造船所の上をヘリが数機旋回している、数えると8機 いや10機近くいる「何かやったな」おそらく事故だろう と二人で話しながら港から15分と近いポイントにアンカーリングをして仕掛けをセットする。 今日の潮は9時過ぎからの地合なのでそれまで焼き肉でもと思い支度を始め、頃合いを見計らって第一投我が愛竿を出して船縁に置き先ずはビールで乾〜杯。 焼き肉を食べながらビールを・・・突然竿をガタガタと持って行く??取られる寸前で手に持ちやり取りをして取り込んだのは60cm前後のハネ「スズキの子でせいご→はね→スズキと出世魚として名前が変わる」であった。
焼き肉どころでは無い、釣りだ釣りだ、地合の到来だ、もう依存症独自の手の震え?は無くなり目には輝きが増してきた。 約2時間 もうクーラーには入り切れない、いったい何匹釣ったかも分からないがもう十分、今夜はもう許してやろう。
「写真1」丸亀沖の無人島「真島」今では鵜の島となっている、夕方と共に数千羽の鵜が帰ってくる、写真では見えにくいが黒い点々が島帰りの鵜の群れ。 「写真2」今夜の釣果 帰って数を数えれば18匹、最大寸は68cmとやや小振りばかりだが近所に配るには丁度良いサイズ。
病名 釣り依存症 釣り症候群から来る悪性の中毒で伝染性は無い。 症状 人差し指を竿に見立てて四六時中上げたり下げたりして、目が虚ろで落ち着きが無い、他人には迷惑がかからないので隔離は無し。 処置 釣れても釣れなくても海か水辺に行けば安らぐが後遺症が出る恐れが有る為に釣れる方がしばらくは兆候が薄らぐ。
今日「27日」のニュースで昨日のヘリ乱舞は丸亀市の造船所で建造中の貨物船内が爆発そして2名の死者を出す惨事だった。 ご冥福をお祈りします。
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