休み明けに盛岡で用があり、畑には行かず、一日早く出て初めて青森に寄ってみることにした。札幌を7時に出て、函館で乗り換え、青森に12時半過ぎに着いた。15年も待てば新幹線も通じるのだろうが、遠い。

長い車中で、持ってきた内田康夫の「化生の海」を読み始めた。北海道の余市や函館、石川県の山中温泉に橋立と、見知った場所が舞台となっていて、また展開も面白く今回も惹きこまれてしまった。同作家には札幌ドーム建設に関わる疑獄事件を題材とした「札幌殺人事件」や利尻島が一舞台となる作品もあり、どれもお勧め。

(写真)5千年前からの縄文時代の三内円山遺跡　用途は不明だが復元された建物は巨大。遺跡の規模も想像以上に大きい。
(写真)青森湾に係留・展示されている青函連絡船・八甲田丸　トンネルが完成し、国鉄の連絡船が廃止されてもう17年が経つ。
(写真)石川さゆりが歌った津軽海峡冬景色の歌碑　八甲田丸の前