2006/02/20 (月)
あいにくの雨で寒い日でした。 前から興味があった籾殻ぼかしづくりの講習会が、隣町であると聞き、参加してみました。
ぼかし肥とは、油粕や米ぬかなどの有機質と土や腐葉土を混ぜて薄め(ぼかす)、発酵させてから使うもののことだそうです。
以前雑誌で、米ぬかと納豆を利用して作る米ぬかボカシ肥の作り方を見て、ずっと興味があったのですが、 なにぶん相手は微生物。 自分でやってみることに少なからず不安があったので、 今日はとっても楽しみにしていました。
なんと行ってみてわかったのですが、今回の講習会とはある会社の販促企画だったのです。 そこの開発したキトサン水溶液と乳酸菌、放線菌、光合成細菌の液と水を混ぜ、そこに糖蜜を加えて活性液を作ります。
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(1) その液と籾殻をよーく混ぜ合わせます。 混ざったらざるにあけて水分をきります。
(2) そして、米ぬかに混ぜ込んでまた混ぜます。 そのときの割合は籾殻2、米ぬか3です。 団子状に握ってみて、すぐに壊れる程度の水加減で。
(3) 混ざったものは米の紙袋に入れてからビニール袋をかぶせて保管します。 夏は1週間、冬でも2週間もおけば使えるそうです。
たしかに商品化しているものを使えば簡単な手順でつくれるのは魅力ですね。 ただ、初期投資として1万円くらい必要になっちゃうんです。 うーん お金をかけずによいものが簡単に作れないかしらね。
その会社の人が言うには、EMボカシは乳酸菌だけなので、 今日使った3種類の有用菌を使うことが大変効果的だそうです。 くらっときますね。この言葉には。
EMのことも、もっと調べてみたいと思います。
2週間前に仕込んだという袋の中のぼかしに手を入れるととてもあたたかく、麹のようなよい香りがしました。
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