オクラの種を蒔き、短幹種の菊の親株用の挿し芽をしました。
2011/03/05 (土)

hare.gif 昨日、オクラの種を蒔こうとしたら、去年の種の袋の中が空でしたので、新しい種を買ってきて蒔き、2回目の籾殻堆肥を仕込んだ上に他の苗と一緒に置きました。
午後、短幹種の菊の親株用の挿し芽をし、電気敷き毛布上に置きました。挿し芽の手順は次のとおりです。

短幹種は3月上旬に、中幹種は中旬に、長幹種は4月上旬にポットか挿し芽箱に挿し芽をします。4月から5月の挿し芽の際にこの苗から挿し穂を採りると、根の出がいいようです。
挿し芽床を温床マットか電気毛布の上にビニールを被せた上に置きますが、ペット用の電気マットの上に置いたり、籾殻堆肥の上に置いてもかまいません。(床面23度、用土内20度)
ポットの底には籾殻薫炭と鹿沼土の小粒を2cmづつ入れ、更にその上にバーミキュライトを1cm位入れます。また、更にポットの底に赤玉の中粒だけを1cm位入れたものを下に重ねポットを二重にして水に十分に漬けておきます。(前の晩と直前にまた、水に漬けます。)
挿し穂は晴れた日に、指で折り取り、一時間HB101一万倍液または菊太郎2000培液やKING500倍液で水揚げします。(前日に、十分水を遣り、挿し穂は日に当てないようにします。)
水揚げした挿し穂は、2000倍のサプロール液に漬けて消毒してから、安全カミソリ刃で軽く切れる場所を探して直角に切り、歯ブラシか軍手で上から下に2cmくらいこすります。
挿し穂の下葉は取ります。
だんご挿しにするためハイフレッシュかルートンを1割加えたトノコをどろどろに溶かし用意します。
トノコの液に切り口を2cm位付けてから、バーミキュライトの微塵を降りかけだんご状にします。
用土に竹べらで穴を明けてから、3cmの深さに挿し、根本を強く抑え、ラベルを立てます。
挿した後は、再度、HB101または菊太郎やKINGの液の残りををジョウロで掛けておきます。
挿し芽後、挿し芽箱を温熱マットか電気敷き毛布の上に置き、表土から10cmの高さで屋根代わりにするか寒冷紗で日除けをします。室内で挿し芽を管理する場合は、ビニールを掛け、70cmの高さから100Wの白色電球を下げておきます。水遣りは控え、葉がしおれてきたら、朝方か夕方、スプレーかジョウロ(室内は噴霧器のみ)で軽く水を遣ります。1週間から10日したら(室内からハウスに移し)マルトの黒糖酢とKING1000培液を潅水し、日に少しづつ当て、朝方か夕方、十分に水を遣ります。
2週間して、日に当ててもしおれず、葉先が立って来たら、3号鉢に鉢上げします。(根が5mm以上あれば鉢上げできます。3週間以上経っても根が出ないものは廃棄します。)
挿し芽中はHB101を与えると徒長するので、与えません。

i0 i1 i2 (1) オクラの種を蒔いたところです。
(2) 2回目の籾殻堆肥を仕込んだ上に野菜の苗を置いたところです。
(3) 短幹種の菊の親株用の挿し芽をし、電気敷き毛布上に置いたところです。
 
菜園の四季と菊づくり日記
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