菊の短幹種の挿し芽をしました。
2009/04/15 (水)

hare.gif 今日は朝から晴れましたので、菊の短幹種の挿し芽を予定通りしました。手順は以下のとおりです。
ポットの底には籾殻薫炭と鹿沼土の小粒を2cmづつ入れ、更にその上にバーミキュライトを1cm位入れます。また、更にポットの底に赤玉の中粒だけを1cm位入れたものを下に重ねポットを二重にして水に十分に漬けておきます。(前の晩と直前にまた、水に漬けます。)
挿し穂は15cmの長さに、指で折り取り、一時間(冷蔵処理したものは一晩)HB101一万倍液または菊太郎2000培液やKING500倍液で水揚げします。(前日に、十分水を遣り、挿し穂は日に当てないようにします。)
水揚げした挿し穂は、2000倍のサプロールとランネート液に漬けて消毒してから、6から7cmの長さに、安全カミソリ刃で軽く切れる場所を探して直角に切り、金ブラシで上から下にこすります。
だんご挿しにするためハイフレッシュかルートンを1割加えたトノコをどろどろに溶かし用意します。
トノコの液に切り口を3cm位付けてから、バーミキュライトの微塵を降りかけだんご状にします。
用土にミニスコップで穴を明けてから、3cmの深さに挿し、根本を強く抑え、ラベルを立てます。
挿した後は、再度、HB101または菊太郎やKINGの液の残りををジョウロで掛けておきます。
挿し芽後、挿し芽箱を表土から10cmの高さで屋根代わりにするか寒冷紗で日除けをします。室内で挿し芽を管理する場合は、ビニールを掛け、70cmの高さから100Wの白色電球を下げておきます。水遣りは控え、葉がしおれてきたら、朝方か夕方、スプレーかジョウロ(室内は噴霧器のみ)で軽く水を遣ります。1週間から10日したら(室内からハウスに移し)日に少しづつ当て、朝方か夕方、十分に水を遣ります。
2週間して、日に当ててもしおれず、葉先が立って来たら、3号鉢に鉢上げします。(根が5mm以上あれば鉢上げできます。3週間以上経っても根が出ないものは廃棄します。)
夕方、仕込から6日経った古土麹の温度を計ってみたら、47度に下がっていました。

i0 i1 i2 (1) 挿し穂に団子を付けたところです。
(2) 挿し終わって、電気敷き毛布の上に置き、ビニールを掛け、100Wの電球を下げています。
(3) 仕込から6日経った古土麹の温度が47度に下がりました。
 
菜園の四季と菊づくり日記
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